徳島大学病院消化器・移植外科池本哲也医師が、1型糖尿病の根治を目指した、再生医療を用いた世界初の治療法を実証する目的の医師主導治験の準備が終了し、この度、PMDAへ治験計画届を提出しました。本研究は、「患者自らの細胞を用いて、再生医療技術で膵β細胞を再生し、これを自らへ移植する」という世界初の試みであり、科学的にも、社会的にも極めて大きなインパクトを持っています。徳島大学病院内には、橋渡し研究支援機関である岡山大学からサポートを受けた治験調整事務局が設置されており、鋭意準備中です。早ければ令和7年夏ごろの第1例目の患者さんへの投与を目指しています。
【プレスリリース】世界初の医師主導治験を始めます!~治験計画届を提出しました!~(PDF 874KB)
【プレスリリース】世界初の医師主導治験を始めます!~治験計画届を提出しました!~
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