令和5年6月24日、令和5年度第3回オンラインびざん会を開催しました。
　本会は、学部の枠を越えて本学の同窓生の方々の交流機会拡大の一助となることを目的として、毎月1回開催しています。
　河村保彦学長による挨拶の後、大学からのお知らせは、デザイン型AI教育研究センター長　石田基広教授から「生成AIと大学教育」と題して発表があり、昨今、急速に認知度が高まっているAIについての説明をいただき、本学学生の生成AIに対しての認知度や、進化するAIの特徴を生かしつつ、学習や教育及び業務の効率化にいかに活用するか、大学教育とAIとの共存についてお話がありました。
　続いて研究者活動報告では、大学院社会産業理工学研究部　理工学域　社会基盤デザイン系　防災科学分野　金井純子講師より、「人はなぜ逃げ遅れる？インクルーシブ防災の取り組み」と題し、災害時に避難抑制する要因についてお話があり、過去の事例からも同調性バイアス（災害時に多くの人が逃げ遅れる心理で、避難の意識はあっても、まだ大丈夫など、マイナスの意識がはたらかないこと）が逃げ遅れる要因となり、その要因を自覚することが大切とのお話がありました。
　また、高齢者施設の逃げ遅れゼロを目指す調査報告があり、防災対策の高度化の取り組み紹介では、誰も取り残さない避難の実現を目指して研究されている報告がありました。加えて、台風シーズンを前に、ハザードマップや非常持ち出しグッズなどの見直しについて、注意喚起もしていただきました。
　最後に学生活動報告は、五月祭実行委員会から、委員長の理工学部　自然科学コース2年　石本雄大さん、副委員長の生物資源産業学部　応用生命コース２年　藤井瞳さんから「4年ぶりの五月祭開催について」と題した発表があり、コロナ禍を経て、6月4日に、ようやく開催できた五月祭の報告があり、はじけた笑顔の学生たちの姿がとても印象的でした。　

　オンラインびざん会への参加について「興味はあるけど参加を迷っている」という方、雰囲気を味わってみたい方は、下記のYouTubeチャンネルをご参考ください。 
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■次回開催予定
・令和5年度第4回オンラインびざん会　令和5年7月29日（土）9:30～10:30 　【詳細はこちら】
　参加者の皆さまは9:20頃からご入室いただけます。
　オンライン（Zoom）にて開催いたします。事前の申込なくともご参加いただけますが、ご参加の際には参加フォームより事前申込のご協力についてよろしくお願いいたします。

河村保彦学長による挨拶

デザイン型AI教育研究センター長　石田　基広 教授




大学院社会産業理工学研究部　理工学域　社会基盤デザイン系　防災科学分野　金井　純子 講師





五月祭実行委員会
委員長　理工学部　自然科学コース2年　石本　雄大さん
副委員長　生物資源産業学部　応用生命コース2年　藤井　瞳さん

今回ご参加いただいた皆さま