徳島大学病院眼科では、令和3年9月より、視覚認知を専門に評価する「視覚認知外来」を開設しています。視覚認知に問題がある場合、視力や視野といった一般的な眼科検査では異常が認められないにもかかわらず、
・文字の読み書きがうまくできない
・似た文字を読み間違える
・行を目で追えない
・強いまぶしさを感じる
など、日常生活や学習、仕事に支障をきたす困りごとが生じることがあります。こうした問題には、「脳における視覚情報処理過程での問題」が関与していると考えられていますが、医学的に未解明な部分も多く、これまで医療の中で十分に対応できる受け皿がないという課題がありました。
視覚認知外来では、従来の視力や視野といった指標では評価できない「見えにくさ」に対して視覚認知の観点から原因を丁寧に評価し、一人ひとりに合った対応策を検討することを目的としています。
また、医療だけでなく、教育機関、療育施設、職場などと連携し、患者さんやご家族に寄り添った支援体制を構築することを目指しています。
