2025(令和7)年11月10日から21日にかけて、インドネシアのガジャマダ大学、ムハマディア大学ジョグジャカルタ校、ハントゥアー大学、スルタンアグンイスラミック大学、ハサヌディン大学、マハサラスワティ・デンパサール大学、ウダヤナ大学、さらにフィリピンのサウスウェスタン大学の計8大学から学生20名が来日し、本学歯学部にて2週間の短期交流プログラムに参加しました。
本プログラムは昨年より実施しており、少し内容を変えながら、国際教育連携の一環としてオーラルフレイルや歯科医療に関する予防と対策を学ぶことを目的に実施しています。
期間中は、20名の教員によるセミナーで最先端の研究や歯科医学の最新トピックについて講義が行われ、参加者は活発な議論を交わしました。また、徳島大学病院での歯科診療の見学や、スウェーデン歯科こくふ及びエクセル歯科研究所の訪問を通じて、日本の歯科医療の現場と技術を実際に学ぶ機会も得られました。これらの経験は、参加者の今後のキャリア形成に大きく寄与するものとなりました。
さらに、留学生・大学院生・学部生との交流を通じて、互いの文化や価値観への理解を深める貴重な機会も設けられました。日本文化体験プログラムでは、茶道・書道・着物体験などの伝統文化に触れるとともに、徳島の名所を訪問し、地域の魅力を体感しました。これらの活動は参加者同士の絆を深めるだけでなく、日本とインドネシア、日本とフィリピンの友好関係の強化にもつながる意義深い国際交流となりました。
今回の短期交流プログラムは、学術的知識の習得だけでなく、異文化理解の促進や国際的なネットワーク構築にも大きく貢献し、参加者にとって非常に有意義なものとなりました。
歯学部長室にて
日本文化体験
国際交流室(IFR)にて留学生・本学の学生・教員との交流

プログラム終了の様子
