徳島大学病院整形外科では、令和7年4月から、変形性膝関節症の治療方法として、Coolief疼痛管理用高周波システムを用いた末梢神経ラジオ波焼灼療法を徳島県で初めて導入しました。国立大学病院としては全国で3番目の導入となります。
本治療法は、膝関節の痛みを伝える3本の神経をラジオ波で焼灼して疼痛を緩和させる治療法で、保存的治療法と手術療法の間を埋める新たな治療法として開発され、令和5年6月1日に保険適用となりました。
本治療法の導入により、保存的治療で十分に痛みが取れない患者さんが、併存疾患や社会的な理由で手術療法が受けられない場合にも、疼痛を軽減する治療を受けることが可能となりました。
【プレスリリース】Coolief末梢神経焼灼療法の導入~切らずに痛みをとる変形性膝関節症治療の新しい選択肢~(PDF 106KB)