徳島大学病院脳神経外科では、今回、新たな3DCGシミュレーションソフト及び脳神経外科手術用ナビゲーションシステムを導入しました。
　3DCGシミュレーションソフトでは、MRIやCTといった術前画像から3DCGを作成し、脳や血管の部分移動など実際の手術に則したシミュレーションが可能となりました。また、手術用ナビゲーションシステムでは腫瘍や血管、神経、神経繊維の走行などを実際の顕微鏡画面に投影することで、AR（拡張現実）の可視化が可能となりました。
　これらの新技術により、脳腫瘍手術においてこれまで以上に脳の機能温存を図りつつ、最大限の摘出を目指すことが可能となりました。

【プレスリリース】AR、3D シミュレーションを利用した最新脳腫瘍手術(PDF 108KB)