大学院医歯薬学研究部口腔顎顔面矯正学の田中栄二教授が、大学間交流協定を結んでいるモンゴル国立医科大学から招聘状をいただき、令和6年8月13日から18日に、同大学の歯学科歯科矯正学教室の研修生を対象としたマルチブラケット治療の咬合器を用いた実践的な研修を実施しました。
口腔顎顔面矯正学ではこれまで、同大学の卒業生4名を大学院生として受入れ、うち3名がすでに修了、帰国し、歯科矯正学教室の運営と後進の育成に携わっています。
昨年も同様の研修を実施し、32名の研修生が参加しましたが、本年は、よりモンゴル人の口腔内状態に特化したものに変更して研修を行った結果、37名の研修生が受講しました。モンゴル国における矯正歯科の需要は今後ますます増えていくことが予想されます。今後も両大学間の交流事業として矯正歯科臨床に係る教育研修活動を行い、交流を深めていきます。
モンゴル国立医科大学で行った研修の様子 |
田中教授(中央)と徳島大学大学院修了者ら |