海外危機管理シミュレーション(模擬訓練)を開催しました

トップ記事海外危機管理シミュレーション(模擬訓練)を開催しました

 令和5年11月29日、特定非営利活動法人海外留学生安全対策協議会から講師を迎え、海外危機管理シミュレーション(模擬訓練)を開催しました。
 講師の服部誠氏から、海外リスクマネジメントの基本的な考え方やその対応について、薬物や性暴力等の具体的な事案を例にとりながら講義をいただきました。その後、参加者が2グループに分かれて、留学中の事件・事故発生時の初期対応をシミュレーション型ワークショップで訓練しました。
 ワークショップは、「カナダに留学中の本学学生が薬物事案に関与していると疑われる写真がSNSに掲載されていることについて、外部から通報があった」という想定で、各グループにおいて、この事案に対応するための対応組織の構築、初期対応のプロセス等について検討を行いました。また、学生・家族担当、広報・メディア担当、情報収集・現地派遣担当、渉外・経理担当等の対応組織に必要とされる役割を設定し、自身の役割においてとるべき行動や情報収集のあり方について考え、議論し、最後に発表を行いました。
 この模擬訓練を通じ、危機管理のプロセスを実践的に経験することで、危機を未然に防ぐための取組の重要性を再認識し、また、海外派遣における危機管理体制について改めて考えるきっかけとなりました。

IMG_3140.JPG
服部氏の講義の様子

IMG_4847.JPG
シミュレーションの様子

お問い合わせ先

学務部国際課
電話番号:088-656-7079
メールアドレス:ryugakkc@tokushima-u.ac.jp

カテゴリー

閲覧履歴