本学は令和４年１２月１２日付で文部科学省の「国立大学改革・研究基盤強化推進補助金（国立大学経営改革促進事業）」における、支援対象①「“地域”や“特定分野”の中核として強み・特色ある教育研究活動に取り組む国立大学法人」の枠組みに採択されました。
本事業は、国立大学の経営改革の実装を実現・加速し、各大学のミッションを踏まえた強み・特色ある教育研究活動を通じて、社会的インパクトの創出に先導的に取り組む大学に対して、文部科学省が支援を行う事業です。
本学の構想について
構想名『経営改革を基軸とした地域から世界の課題を解決する医光共創モデルの展開』
構想概要
本学は、元来強みであった医療・医学と光工学の連携を図り、産官学連携の取組と併せて、医光／医工融合分野を特色ある強みに変えてきました。その強みをさらに拡大させるため、第４期中期目標期間におけるビジョンとして『社会の変化やSDGsの課題に対応し、持続可能でインクルーシブな社会、多様性にあふれる社会の実現に向けて、理系に強みを有する本学の特徴を活かし、教育・研究を充実・強化するとともに、先端医療の推進や産官学連携を通じて地域創生をリードする。また、自立的な経営体としての大学を目指し、多様な財源の確保等により、安定的な経営を実現する。』ことを掲げています。このビジョンを達成するため、医学、光工学、医光／医工融合分野のさらなる持続的な成長を可能とするための基盤構築を伴う戦略的な経営改革を断行し、この経営改革を推進力に、世界の課題解決にチャレンジする人材育成、産官学連携の仕組みを「医光共創モデル」として構築・展開し、持続可能な大学経営へと繋げる循環システムとすることを目的に本構想を推進します。
具体的には、主として以下の３つの取組を実施いたします。
取組① 経営改革を実現するための新たな体制整備
取組② 医光／医工融合をモデルとする次世代イノベーション人材の育成
取組③ 医光／医工融合のさらなる発展を実現する研究・産官学基盤整備
今後、学長主導の全学的な実施体制のもと本構想の実現に向けて取り組んでいきます。なお、本構想の事業概要については以下を参照してください。
【参考】文部科学省HPリンクhttps://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/mext_01904.html
