令和4年度総合メディカルゾーン本部合同災害対策訓練を実施

トップ記事令和4年度総合メディカルゾーン本部合同災害対策訓練を実施

 令和4年10月15日、徳島大学病院は、隣接する徳島県立中央病院と合同で、令和4年度総合メディカルゾーン本部合同災害対策訓練を実施しました。今回の訓練は、新型コロナウイルス感染症の感染対策として、規模を縮小し図上訓練としましたが、コロナ禍により令和元年度の実施以降、合同での訓練が実施できておらず、3年ぶりの開催となりました。
 訓練では、巨大地震による負傷者が多数当院に搬送されるという想定のもと、香美祥二病院長を本部長とする災害対策本部を立ち上げ、トリアージセンターでの症状別患者振り分け、入院調整などを実施しました。
 また、大学病院と県立病院が隣接しているという全国にも例のない地理的特徴を最大限に活かし、県内医療の拠点整備を進めていく「総合メディカルゾーン」の一環として2013年に建設された、当院と県立中央病院を結ぶ連絡橋であるメディカルブリッジを利用した相互の被害状況の伝達や、患者搬送訓練も実施しました。
 さらに、両病院間の情報共有手段の一つとしてWEB会議システムを使用し、それぞれの本部長から被害状況や患者受入状況などが報告されました。
 災害拠点病院として、大規模災害発生を想定した訓練を県立中央病院と合同で行うことで、正確な情報伝達及び日頃の両院間での連携の重要性を再確認しました。

P1015259.JPG
     

カテゴリー

閲覧履歴