令和４年９月２９日に、高等教育研究センター学修支援部門国際教育推進班と教養教育院語学教育センターは、本学学生とシンガポール国立大学（以下、「NUS」）の日本語を学ぶ学生とのオンラ イン交流会を実施しました。 

　本学からは学生２０名と教職員５名、NUSからは学生５６名と教員２名が参加しました。はじめに、NUSの看護学を専攻する学生から、日本語でNUSでの学生生活の紹介がありました。本学からも、薬学を専攻する学生が英語で自身の研究と生活についての紹介を行いました。
　その後、グループに分かれ、プレゼンテーションとディスカッションを行いました。まず、本学の学生が、SDGsから関心のある課題とその解決策について英語でプレゼンテーションを行い、次に、NUSの学生が、シンガポールの文化や社会問題とその解決策に関して日本語でプレゼンテーションを行いました。
　
　いずれのグループにおいても、英語又は日本語というそれぞれにとっての外国語を駆使し、自身の伝えたいことを伝え合い、理解するための積極的な姿勢と努力が見られ、グローバルコミュニケーション力を養う貴重な機会となりました。
　学生からは、「英語で１０分間プレゼンするという、今までにない経験を経て、英語で発表することができるんだという自信を持てた」「違う学部、学年の人と話し合いながらプレゼンを作れたことが良かった」といった感想が聞かれました。

　新型コロナウイルス感染症の影響により海外への渡航が制限される中にあっても、このようなプログラムを通じて、海外の学生と直に交流を深め、海外の文化に触れるとともに、英語力の向上を図ることができます。今後も、学生のグロ—バル意識や英語力の向上のために、様々なプログラムを展開していきます。

本学学生による徳島大学の紹介

NUSの学生によるシンガポール文化・社会問題に関するプレゼンテーション
 

集合写真