令和4年春の叙勲 本学関係者の受章が決定しました

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令和4年春の生存者叙勲を次の方が受章されました。心からお祝いを申し上げます。
 

○瑞宝中綬章
三井 篤
元総合科学部教授,徳島大学名誉教授
教育研究功労

三井 篤 名誉教授は,木の学術の教育・研究において,徳島スギ材を大断面梁材としての商品化研究をはじめ,建設仮設用足場板としての市場開発について研究し,また,次世代木造建築構法を開発するなど重要な業績を挙げ,この分野の発展に大きく貢献されました。さらに,徳島大学において,ネットワーク運営委員会委員長として,総合科学部に教育・研究用のコンピュータを増設するにあたり尽力するなど,徳島大学の充実と発展に大きく貢献されました。

○瑞宝中綬章
金品 昌志
元工学部教授,徳島大学名誉教授
教育研究功労

金品 昌志 名誉教授は,生物物理化学の教育・研究において,生体膜の環境適応性の研究をはじめ,麻酔作用のメカニズムについて研究し,また,界面活性剤水溶液の物性研究ではセッケンや脂質などの両親媒性分子が水中で会合体を形成するメカニズムを解明するなど重要な業績を挙げ,この分野の発展に大きく貢献されました。さらに,徳島大学学長補佐を2年間務められ,国立大学の独立行政法人化に向けての準備に尽力するなど,徳島大学の充実と発展に大きく貢献されました。

○瑞宝中綬章
林 喜代美
元総合科学部教授,徳島大学名誉教授
教育研究功労

林 喜代美 名誉教授は,憲法学の教育・研究においては,①イギリス革命期の憲法思想 ②トーマス・ホッブズの憲法思想 ③イギリス近代の憲法思想の分析解明に努め,憲法学の新動向として学会から注目される重要な業績を挙げ,この分野の発展に大きく貢献されました。さらに,徳島大学評議員として,一般教育の改正と教養部の改組に取り組み,この改革を実現させるなど,徳島大学の充実と発展に大きく貢献されました。

○瑞宝双光章
高開 登茂子
元病院看護部長
看護業務功労

高開 登茂子 元病院看護部長は,永年にわたり一貫して看護業務,看護教育,看護管理,病院経営に携わり,その人望と豊富な経験及び知識で徳島大学病院そして徳島県における看護の発展に貢献されました。特に,看護師特定行為研修センターの開設,徳島大学医学部保健学科との協働による大学院を通しての教育担当者養成プログラムの確立,ワーク・ライフ・バランスの推進による労務環境の改善等により,看護職の離職率低下などに大きく貢献されました。


○ 瑞宝双光章
髙村 輝良
元施設部長
文部行政事務功労

髙村輝良 元施設部長は,37年の永きにわたり文教行政に携わられ,国立大学の管理運営と発展・充実に多大なる貢献をされました。本学においては平成9年4月から平成11年3月まで施設部長として勤務されました。

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