第30回徳島大学附属図書館学術講演会を開催しました

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 徳島大学附属図書館は、3月11日、第30回目となる徳島大学附属図書館学術講演会を開催しました。
本講演会は、地域の関連機関と連携し学術文化交流を図ることを目的として、平成3年の第1回開催から継続的に実施しています。昨年度は新型コロナウイルス感染状況に鑑み中止としましたが、今年度はオンラインにより開催しました。

 本講演会は、令和3年度図書館振興財団助成事業として採択された「貴重資料『近世古地図・絵図コレクション』高精細デジタルアーカイブ化」の一環として企画し、平井 松午 徳島大学名誉教授、塚本 章宏 徳島大学総合科学部准教授、上杉 和央 京都府立大学文学部准教授の3名を講師に招き、「高精細デジタルアーカイブで魅せる『古地図』」と題した講演を行いました。
 平井 名誉教授からは、徳島大学附属図書館が所蔵する貴重資料の来歴とこれまでのデジタルアーカイブ公開による成果について、塚本 准教授からは、デジタルアーカイブの社会的な意義や、徳島大学附属図書館が取り組んできたデジタルアーカイブ事業の経緯と今回の助成事業による成果について、上杉准教授からは、研究者だけではなく一般の方も楽しめるデジタルアーカイブの活用方法についてそれぞれ紹介がありました。
 講演会には、学外研究者、一般市民、学内教職員など57名が参加されました。また、海外からの参加申込もあり、オンラインならではの機会を提供することができました。講演会終了後には質疑応答や活発な意見交換があり、盛況のうちに終了しました。

 なお、講演会に関連して、徳島大学附属図書館、徳島県立図書館、徳島市立図書館では関連図書の展示を行っており、そのブックリストを講演会参加者にオンライン上で配布しました。

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講演の様子

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