テクニオン-イスラエル工科大学との「大学間学術交流協定」を締結

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 徳島大学は、テクニオン-イスラエル工科大学(以下「テクニオン」)と学術研究・教育における協力を推進するため、本日令和2年12月22日(火)学術交流協定を締結しました。
新しい協定は、学術的な結びつきを拡大し、学術協力を促進し、教育機会を増やし、国際的・異文化理解を促進することによって、日本とイスラエルのトップレベルの研究者の間で、教育と科学的交流を促進するものです。

 協定では、共同研究の実施、学術情報の交換、研究者並びに学生の交流が謳われていますが、締結後は特に両大学の大学院生や若手研究者を相互に留学・派遣する交流プログラムの開発と実施が予定されています。
 協定の締結は、徳島大学本部とテクニオンをオンラインで中継して行われ、野地澄晴徳島大学学長、Uri Sivanテクニオン学長が、「大学間学術交流協定書」に署名しました。

 テクニオンは、科学、技術、工学の分野でイスラエルを代表する研究大学であり、世界的にも有数の技術系大学にランクされています。テクニオンはイノベーションと起業家精神で知られており、卒業生や研究者は、世界に影響を与える数々の画期的な発明を行ってきました。テクニオンは、アーロン・チカノーバー、アブラム・ハーシュコ、ダン・シェヒトマン、アリー・ウォーシェルの4人のノーベル賞受賞者を誇っています。長年にわたり、テクニオンはイスラエルを「スタートアップ国家」として位置づける上で重要な役割を果たしてきました。

 今回の協定の締結により、両大学のグローバル化をさらに発展させ、特に共同研究や両大学間での若手研究人材交流の推進に取り組み、積極的に相互に連携協力を行います。

本協定の締結に際し、ご仲介をいただいた日亜化学工業株式会社の小川裕義代表取締役社長にお立会いただきました。


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