薬学部で創薬・薬剤師体験学習「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催しました

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平成30年8月20日~21日、薬学部において、独立行政法人日本学術振興会による「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI(研究成果の社会還元・普及事業)」として、高校生を対象とする体験学習を開催しました。この事業は、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、高校生等に直に見る、聞く、触れてもらい、科学のおもしろさを感じてもらうことで、研究成果の社会への還元・普及を推進する目的で実施されているものです。

創薬体験学習「阿波『藍』から学ぶ色素の化学-染料から蛍光まで-」と薬学・薬剤師体験学習「臨床研究事件簿2018~薬学的知識と実験を駆使して臨床現場の謎を解明せよ~」の2つのコースを開催し、県内外からのべ55名の参加者がありました。

創薬体験学習では、独自に開発した細胞染色蛍光分子の化学合成を行い、実際にがん細胞を染める様子を顕微鏡で観察しました。薬学・薬剤師体験学習では、散剤と注射薬の調合と配合変化についての実験を行いました。参加者は、大学の講義の雰囲気に触れ、研究活動を実際に体験することで、サイエンスのおもしろさを実感するとともに、将来への期待をふくらませている様子でした。薬学部では、薬学の研究の魅力を伝えるため、今後、さらに充実したプログラムの実施を目指しています。

 

 

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蛍光分子を合成している様子

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散剤の調合

 

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