研究支援・産官学連携センターでは3月8日、「平成29年度地域産業人材育成講座」の修了式を執り行いました。

本講座は、ものづくり分野における技術者・管理者等の人材育成について、大学教員・企業技術者やそのOB、徳島県の行政担当者、広域連携による他大学の講師の協力を得て、社会や顧客ニーズに素早く対応でき、かつコスト削減や課題解決能力を養い、企業のエースとなるべき人材の育成を目指しています。本年度も県内の多くの企業にご理解をいただき、延べ107名の受講生を受け入れました。

修了式では、主催者である吉田和文副学長による挨拶の後、今年度開講した生産管理、3D-CAD、ロボット、食品加工、IoT活用、経営管理の6講座の受講生代表者に修了証書の交付が行われ、来賓の中村真也四国経済産業局室長補佐、山本紘一徳島県中小企業団体中央会会長から祝辞をいただきました。また、受講生派遣企業を代表して、日本フネン株式会社久米徳男社長より徳島大学に対して謝意が述べられました。

これまで13年間にわたって継続して開講している本講座は、開講以来1,335人を超える受講生を輩出しています。来年度以降も、地域企業の更なる人材育成・強化に貢献するべく、より充実した講座となるように改善を図り、企業のニーズに対応したものにしていく予定です。