作家・藤原正彦氏講演会「モラエス、父、私」を開催しました

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12月7日、あわぎんホールにて、作家・藤原正彦氏講演会「モラエス、父、私」を開催しました。藤原氏は、ポルトガルの文人モラエスを描いた未完の小説「孤愁-サウダーデ-」の著者・新田次郎氏の次男で、この度、同小説を引き継いで完成させました。本講演会は、同小説の完成を機に、文人モラエスの業績を地域の方々に知っていただくことを目的に、徳島日本ポルトガル協会と本学の主催により、開催されました。

文人モラエスは、元ポルトガル神戸総領事で、晩年を徳島で過ごし、日本の風俗・習慣等を紹介する多くの著書を残しました。藤原氏の講演では、父・新田次郎氏のエピソードを交えて、「孤愁-サウダーデ-」を書き継いだ苦労、モラエスへの思い等をユーモアたっぷりにお話しいただきました。約700人の参加者は、故郷から遠く離れた徳島に移り住み、徳島を深く愛したモラエスへ思いをはせながら、熱心に聴き入っていました。

 

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