徳島大学などが開発した「粉体付着防止技術」が令和元年度四国地方発明表彰を受賞しました

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 徳島大学大学院社会産業理工学研究部 加藤雅裕准教授らが発明した「粉体付着防止技術」が令和元年11月20日(水)に行われた令和元年度四国地方発明表彰にて中小企業庁長官賞を受賞しました。
 本発明表彰は、公益社団法人発明協会が、各地方(四国地方等全国8地方)における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に創設。優秀な発明等の完成や実施化に尽力し、地域産業の向上に寄与した発明者等の功績を称えるものとなっています。
本発明(F研磨処理)は、鋼材表面にある一定の微小な凹凸を設けることで、粉体の鋼板表面への付着抑制や鋼板から粉体の剥離性を高めて、鋼板表面で粉体が滑落し易くなるような鋼板表面の凹凸形状を発明したものです。
 粉体の輸送配管やホッパーシュートにおける付着抑制や閉塞防止に効果があり、その他、味覚や伝熱特性・洗浄性が向上する効果から、飲料容器・炊飯器・食品撹拌装置や熱交換器への応用展開が期待できます。

◆中小企業庁長官賞◆
「発明名称:粉体付着防止技術(特許第4064438号)」
  ・ダイカテック株式会社 代表取締役 社長 大西 賢治
  ・国立大学法人徳島大学大学院社会産業理工学研究部 准教授 加藤 雅裕
  ・国立大学法人徳島大学大学院社会産業理工学研究部 教授 米倉 大介
(実施功績賞)
  ・国立大学法人徳島大学 学長 野地 澄晴

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