薬学部で創薬体験学習及び薬学・薬剤師体験学習を開催しました

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 8月20日~21日、薬学部において、高校生を対象とした創薬体験学習及び薬学・薬剤師体験学習を開催し、2つのコースに県内外からのべ51名の参加者がありました。このうち、創薬体験学習は、「酸化ストレスから体を守るナノ製剤-オリジナルの抗酸化ナノ粒子を作ろう-」と題し、独立行政法人日本学術振興会令和元年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI」(JP19HT0196)の助成を受けて実施しました。この事業は、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、高校生等に直に見て、聞いて、触れてもらい、科学のおもしろさを感じてもらうことで、研究成果の社会への還元・普及を推進する目的で実施されているものです。
 創薬体験学習では、身の回りの抗酸化剤の強さを調べるとともに、それをナノ粒子製剤化し、強力な酸化ストレスに対する効果を調べる実験を行いました。薬学・薬剤師体験学習では、散剤及び注射薬の調合と配合変化についての実験を行いました。参加者は、大学の講義の雰囲気に触れ、実際の研究活動を体験することで、サイエンスのおもしろさを実感するとともに、将来への期待をふくらませている様子でした。薬学部では、薬学の研究の魅力を伝えるため、今後、さらに充実したプログラムの実施を目指しています。

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  ナノ粒子リポソームの調製(創薬体験)         散剤の調合(薬学・薬剤師体験) 

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