徳島大学では、多様な人々の生涯にわたる学びに対応し、創造的社会に貢献する人材の輩出とコミユニテイの共創を目的として設置した、「徳島大学人と地域共創センター」の開所式を、平成31年4月2日(火)に挙行しました。
「徳島大学人と地域共創センター」では、「社会人の学び直し」を大学全体で推進するための「リカレント教育の拠点」となるため、学び直しに関心をもたれている人々を「お客様」と考えて関係を構築する「リカレント・コンシェルジュ」の仕組み作りを進め、地域人材を育成する「新たなリカレント教育プログラムの開発」を行います。また、地域への若者定着等を目指し、地域や企業の皆様と連携した「インターンシップによる学生や社会人教育の実施」等、これまでの取り組みを発展的に統合した「新しい形の地域人材育成」と「地域課題解決」にも取り組みます。
なお、本センターは、多くの公開講座を開講してきた、「大学開放実践センター」、まちしごとフアクトリーやサテライトオフイスの運営など様々な地域活性化活動を展開して参りました「地域創生センター」、ものづくりを中心とした企業人のリカレント教育を行ってきた、研究支援・産官学連携センターの「産業人材育成部門」を統合の上、若者の徳島への定着に取り組む「とくしま元気印イノベーション人材育成プログラム」を実施する「ＣＯＣプラス推進本部事務局」を取り込むことにより誕生しました。
本センターは、本学のリカレント教育と地方創生の拠点として、地域課題の解決と豊かな地域社会の創造を推進することを目指して、地域貢献に取り組んでいきます。

開所式で挨拶する野地学長

「人と地域共創センター」の新しいプレートを背にして
左から、本学マスコット「とくぽん」、山中センター長、
川村徳島県総合大学校本部長、野地学長、
吉田地域・産官学連携担当理事・副学長、田中副センター長