薬用植物園一般開放を開催します(令和5年11月6日~10日)

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 薬学部附属薬用植物園では、薬用植物園の一般開放を令和5年11月6日(月)~10日(金) の5日間開催します。新型コロナ禍のため開催を見合わせていたため、4年ぶりの開催となります。
 園内では、種々の薬用植物や絶滅危惧種を含む約700種の植物が観察でき、研修室では、「薬草茶で健やかに」と題して、薬草茶に関する展示と試飲を実施します。
 本薬用植物園開放では例年県内外から多数の皆様が来園され好評を得ており、期間中約1,000名余りの人が来園されています。開園時間は9時~17時で、薬草茶の試飲は15時から実施します。なお、本開放は「国立大学フェスタ2023」(https://www.janu.jp/univ/festa/)の一環として実施するものです。

薬用植物園概要
 絶滅危惧植物園、水生植物園、民間薬園、漢方薬園、果樹園、ハーブ園等のテーマ毎に約700種の植物を栽培しています。ご来園の皆さまに園内を分かりやすく観察していただけるよう、概要図と園内の見所をまとめたチラシを準備しています。この時期の園内では種々の植物が結実しており、秋の訪れを感じることができます。北側と南側エリアそれぞれに、休憩ができる東屋があるのでご利用ください。本年の一般開放の見所は以下の通りです。

園内の見所: 
 水生植物園: 栽培池では、世界で最も小さい種子植物 ミジンコウキクサが大群落を作っています。
 民間薬園: 弘法大師が伝えた強い苦味のある薬草ヒキオコシ(延命草)の群落を見ることができます。
 温室前: 種子が生薬 決明子(ケツメイシ)として、またハブ茶としても使われるエビスグサが群落を作っています。
 絶滅危惧植物園: 絶滅危惧植物ツメレンゲを見ることができます。個性的な形状の植物でロゼット状に成長します。
 樹木園: 野生絶滅植物コブシモドキと近縁種コブシの違いを比較できます。「味噌の味をなおす」といわれるミソナオシが果実をつけています。
 漢方薬園: 徳島県出身の「薬学の祖」長井長義博士に縁のある薬用植物マオウほか、漢方処方に使われる数多くの薬用植物をご覧ください。

研修室の展示等
 「薬草茶で健やかに」: 薬草や身近な植物で作ったお茶が、薬草茶として親しまれています。研修室では、さまざまな薬草茶の用途等についての展示と、薬用植物やフレッシュハーブで作った薬草茶の試飲を行います。さまざまな薬草の味を楽しんでください。

所在地
    徳島市国府町日開536-3(徳島バス石井循環線「日開」から徒歩10分 )
            (徳島市立南井上保育所を北へすぐ)

駐車場
    無料(15台程度)
    ※混み合う場合があるので、できる限り公共交通機関でのご来園にご協力をお願いいたします。

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ちらし(PDF 1.34MB)

お問い合わせ先

薬学部

電話番号 088-642-1444(薬用植物園)

メールアドレス ntanak@tokushima-u.ac.jp

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