「ヒトはなぜ放射線に弱いのか?」がんと戦う放射線のはたらきを 最適化する薬をつくるプロジェクト

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 徳島大学大学院医歯薬学研究部・医用理工学分野 森田 明典教授が、『ヒトはなぜ放射線に弱いのか?がんと戦う放射線のはたらきを最適化する薬をつくるプロジェクト』を目的とする、研究・資金を募るため、クラウドファンディングを開始します。

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 いまや日本国民の半数が将来的にがんを患い、国民の3人に1人ががんを原因として死亡するとされます。つまり、実に多くの国民が放射線治療、抗がん剤治療による副作用を経験することになります。私たちは、がん医療を支える三大がん治療法(手術療法、薬物療法、放射線療法)のひとつである放射線療法の研究を行っています。

 より効果的な放射線治療を実現させるために、副作用となる正常組織障害の発生を抑えることができる放射線防護剤の研究・開発を行うプロジェクトです。 開発している防護剤の一番の魅力は、正常組織は護るが、がん組織は護らないという、まさに放射線治療において求められる理想的な特徴を備えていることです。

 がん治療においては、治療期間中、治療後のいずれにおいても苦痛を伴う副作用が発生するリスクがあります。p53制御剤は、このリスクを減らし、より強力ながん治療法を実現させる可能性を秘めていると私たちは信じています。この考えにご賛同いただける方のご協力を心よりお願い申し上げます。

クラウドファンディングに挑戦します。皆様のご支援をお願いいたします。

■挑戦期間:2020年3月24日(火曜日)~2020年5月29日(金曜日)
■クラウドファンディングサイト:https://otsucle.jp/cf/project/2694.html

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