前史
1874年(明治 7年) 5月 | 徳島師範期成学校の創設(旧徳島城西の丸藩校跡、のち徳島県師範学校・官立徳島師範学校などに改称し、1949年5月徳島大学学芸学部となる。1899年5月 常三島町に移転) |
1889年(明治22年) 10月 | 市制施行にともない徳島市が誕生(人口61,084人、全国第10位) |
1899年(明治32年) 3月 | 徳島出身の長井長義(エフェドリンの発見者)に日本初の薬学博士が授与される |
1922年(大正11年) 3月 | 徳島県立実業補習学校教員養成所の設置(のち徳島県立青年学校教員養成所、官立徳島青年師範学校に改称し、1949年5月徳島大学学芸学部となる) |
4月 | 徳島出身の考古学者・鳥居龍蔵が城山貝塚を発見 |
10月 | 官立徳島高等工業学校を常三島町に設置(土木・機械・応用化学の3学科、応用化学科に薬学部の母体となる製薬化学部を設置、のち徳島工業専門学校に改称し、1949年5月徳島大学工学部となる) |
1937年(昭和12年) 4月 | 徳島高等工業学校に製薬化学科を増設 |
1943年(昭和18年) 2月 | 徳島県立医学専門学校の設置(仮校舎は旧徳島城内の徳島県立商品陳列所。のち官立徳島医学専門学校に改称し、1949年5月徳島大学医学部となる) |
4月 | 新蔵町の徳島市民病院を移管し、徳島県立徳島医学専門学校附属医院と改称 |
1944年(昭和19年) 7月 | 徳島医学専門学校の基礎医学校舎が昭和町に竣工し移転 |
1945年(昭和20年) 7月 | 徳島市中心部が空襲被災 徳島師範学校・徳島工業専門学校・徳島医学専門学校の校舎焼失 |
1946年(昭和21年) 12月 | 南海地震の発生 |
1947年(昭和22年) 9月 | 徳島医学専門学校が蔵本町の旧陸軍43連隊跡地に移転 |
1948年(昭和23年) 2月 | 徳島医科大学の設置(蔵本町1949年5月 徳島大学医学部となる) |
徳島県師範学校の正門 | 徳島高等工業学校 | 徳島医科大学の開設式 |
創設期
1949年(昭和24年) 5月 | 国立大学徳島大学の設置(学芸学部・医学部・工学部の3学部)徳島医科大学附属病院を徳島大学医学部附属病院と改称 |
7月 | 第1回徳島大学入学式を挙行 大学事務局を医学部から新蔵町2丁目現在地の医学部附属病院分院内に移転 |
11月 | 徳島大学開学祝賀会を工学部講堂で挙行(以後、開学記念日となる) |
1951年(昭和26年) 4月 | 薬学部を設置(同年3月工学部薬学科を廃止) |
1952年(昭和27年) 3月 | 三木康楽賞の第1回贈呈式を挙行 |
5月 | 附属図書館を常三島地区に設置、医学部図書分館を蔵本分館と改称 |
1953年(昭和28年) 3月 | 第1回徳島大学卒業式を挙行 |
7月 | 薬学部校舎の一部が庄町1丁目に完成 |
1954年(昭和29年) 4月 | 徳島大学工業短期大学部を併設(1996年3月廃止) |
1955年(昭和30年) 1月 | 徳島大学の大学歌とバッジを選定 |
4月 | 大学院医学研究科を設置(2004年 大学院医科学教育部に改組) |
1958年(昭和33年) 7月 | 徳島大学学則を制定 |
1959年(昭和34年) 4月 | 常三島地区に学生会館を開館 |
1960年(昭和35年) 10月 | 「徳島大学学報」を創刊 |
1961年(昭和36年) 4月 | 医学部附属酵素研究施設(現在の先端酵素学研究所)を設置 |
1963年(昭和38年) 1月 | 厚生会(現在の徳島大学生協)の発足 |
1964年(昭和39年) 4月 | 大学院工学研究科を設置(2006年 大学院先端技術科学教育部に改組) |
医学部に栄養学科を設置 | |
10月 | 東京オリンピックの開催 |
徳島大学の発足を示す記事(徳島新聞) | 徳島大学学生章 | 徳島大学学報創刊号 |
発展・充実期
1965年(昭和40年) 4月 | 教養部を設置(1993年3月廃止) 大学院薬学研究科を設置(2004年 大学院薬科学教育部に改組) |
9月 | 大塚講堂の落成式を挙行 |
1966年(昭和41年) 4月 | 学芸学部を教育学部と改称(1990年3月廃止) |
5月 | 電子計算機センター(現在の情報センター)を開設 |
1967年(昭和42年) 6月 | 養護教諭養成所を附置(1979年3月廃止) |
1969年(昭和44年) 4月 | 大学院栄養学研究科を設置(2004年 大学院栄養生命科学教育部に改組) |
6~7月 | 大学紛争激化で教養部棟・医学部棟の一部が封鎖される |
1970年(昭和45年) 4月 | 「徳大広報」を創刊 |
1975年(昭和50年) 4月 | 保健管理センター(現在のキャンパスライフ健康支援センター)を設置 薬学部附属薬用植物園(現在の薬学部附属医薬資源教育研究センター)を設置 |
1976年(昭和51年) 10月 | 歯学部を設置(2004年 大学院口腔科学教育部に改組) |
1979年(昭和54年) 1月 | 共通第1次学力試験を実施 |
4月 | 歯学部附属病院を設置 |
1982年(昭和57年) 12月 | 医学部に全国初の倫理委員会を設置 |
1983年(昭和58年) 4月 | 大学院歯学研究科を設置 |
8月 | 医学部で体外受精妊娠に成功 |
1985年(昭和60年) 6月 | 大鳴門橋が開通 |
1986年(昭和61年) 4月 | 総合科学部(総合科学科)を設置、教育学部附属の小学校・中学校・幼稚園・養護学校を鳴門教育大学に移管 大学開放実践センター(現在の人と地域共創センター)を設置 |
1987年(昭和62年) 3月 | 国際交流委員会を設置 |
10月 | 医学部附属看護学校・診療放射線技師学校・臨床検査技師学校を改組し、徳島大学医療技術短期大学部を併設(2005年3月廃止) |
1988年(昭和63年) 12月 | 藤井・大塚国際教育研究交流資金を発足 |
1989年(平成 1年) 4月 | 徳島大学国際教育研究交流資金を発足 |
1990年(平成 2年) 4月 | 医学部栄養学科で寄付により臨床栄養学(大塚)講座を設置 |
12月 | 長井記念ホールの竣工記念式を挙行 |
1991年(平成 3年) 4月 | 地域共同研究センター(現在の研究支援・産官学連携センター)を設置 |
1992年(平成 4年) 4月 | 埋蔵文化財調査室を開設 |
徳大広報創刊号 | 昭和40年代の常三島 キャンパス |
昭和40年代の蔵本 キャンパス |
昭和40年代の新蔵 キャンパス |
整備・拡充期
1993年(平成 5年)10月 | 併設工業短期大学部が廃止転換され、工学部に夜間主コースを設置 |
1994年(平成 6年) 4月 | 大学院人間・自然環境研究科を設置(2009年 大学院総合科学教育部に改組) |
1995年(平成 7年) 4月 | 北島町に国際交流会館を開館 |
1996年(平成 8年) 7月 | サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーを設置 |
1997年(平成 9年) 4月 | スペース・コラボレーション・システムの運用を開始 |
1998年(平成10年) 4月 | ゲノム機能研究センター(現在の先端酵素学研究所)を設置 |
1999年(平成11年) 4月 | 全学共通教育センター(現在の教養教育院)を設置 |
4月 | 明石海峡大橋の開通 |
11月 | 徳島大学創立50周年記念式典を挙行 |
2000年(平成12年) 4月 | 副学長制の導入、徳島大学運営会議の設置 |
4月 | アイソトープ総合センター(現在の放射線総合センター)を設置 |
2001年(平成13年) 2月 | 徳島大学などの出資により株式会社テクノネットワーク四国(四国TLO)を設立 |
10月 | 徳島大学医療技術短期大学部を改組し、医学部保健学科を設置 |
10月 | 徳島大学学章を制定 |
2002年(平成14年) 4月 | 留学生センター(現在の高等教育研究センター)を設置 |
10月 | 教育実践推進機構、研究連携推進機構を設置 |
2003年(平成15年) 2月 | 徳島県・徳島県教委・市長会・町村会との間で徳島地域連携協議会を設置 |
10月 | 医学部附属病院と歯学部附属病院を統合し、医学部・歯学部附属病院とする |
11月 | 社会連携推進機構を設置 |
徳島大学学章
国立大学法人化
2004年(平成16年) 4月 | 国立大学法人法制定により国立大学法人徳島大学を設立 国立大学法人徳島大学役員ならびに同経営協議会・同教育研究評議会を設置 徳島大学基本構想・第一期基本計画を発表 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部(2015年 大学院医歯薬学研究部に改称) および医科学・口腔科学・栄養生命科学・薬科学の4教育部を設置 |
2006年(平成18年) 3月 | 徳島大学地域・国際交流プラザ(日亜会館)の竣工記念式典を挙行、「ガレリア新蔵」の開設 |
4月 | 薬学部を6年制の薬学科および4年制の創製薬科学科に改組 大学院ソシオテクノサイエンス研究部(2016年 大学院理工学研究部に改称) および先端技術科学教育部を設置 大学院保健科学教育部の設置 工学部で寄付によりナノマテリアルテクノロジー(日亜)講座を設置 助産学専攻科の設置 |
2007年(平成19年) 4月 | 歯学部口腔保健学科の設置 疾患酵素学研究センターの設置(分子酵素学研究センターの転換) |
2008年(平成20年) 4月 | 大学院保健科学教育部博士後期課程を設置 疾患ゲノム研究センターを設置(ゲノム機能研究センターの転換) |
2009年(平成21年) 4月 | 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部(2016年 大学院総合科学研究部に改称) および総合科学教育部を設置 |
11月 | 徳島大学創立60周年記念式典を挙行 |
2010年(平成22年) 4月 | 徳島大学病院の設置(医学部・歯学部附属病院の転換) 疾患酵素学研究センター(現在の先端酵素学研究所)が共同利用・共同研究拠点に認定 |
2011年(平成23年) 4月 | 大学院口腔科学教育部修士課程を設置 |
2012年(平成24年) 4月 | 助産学専攻科を廃止し、保健科学教育部に博士前期課程助産学実践コースを設置 |
疾患プロテオゲノム研究センターの設置(疾患ゲノム研究センターの転換) | |
2013年(平成25年) 4月 | 藤井節郎記念医科学センターを設置 |
2014年(平成26年) 1月 | 保健管理センターを改組し、保健管理・総合相談センターを設置 |
4月 | 医学部栄養学科を改組し、医科栄養学科を設置 |
10月 | 中村修二氏(徳島大学工学部卒業、博士(工学)(徳島大学)がノーベル物理学賞受賞 |
11月 | 田中啓二氏(徳島大学医学部栄養学科卒業)が文化功労者として顕彰 |
2015年(平成27年) 4月 | 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部を大学院医歯薬学研究部に改組 大学院口腔科学教育部口腔保健学専攻(博士後期課程)を設置 |
2016年(平成28年) 4月 | 総合科学部3学科を総合科学部社会総合科学科に改組 工学部7学科を理工学部理工学科に改組 生物資源産業学部生物資源産業学科を新設 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部を大学院総合科学研究部に改組 大学院ソシオテクノサイエンス研究部を大学院理工学研究部に改組 大学院生物資源産業学研究部を設置 教養教育院の設置 疾患酵素学研究センター及び疾患プロテオゲノム研究センターを改組し、先端酵素学研究所を設置 放射線総合センターを設置(アイソトープ総合センターの転換) 教職教育センターを設置 |
2017年(平成29年) 4月 | 大学院総合科学研究部、大学院理工学研究部及び大学院生物資源産業学研究部を改組し、大学院社会産業理工学研究部を設置 創新教育センターを設置 技術支援部を設置 |
2018年(平成30年) 4月 | 産業院を設置(現在の大学産業院) |
2019年(平成31年) 3月 | ポストLEDフォトニクス研究所を設置 |
2019年(平成31年) 4月 | 地域創生センターと大学開放実践センターを改組し、人と地域共創センターを設置 保健管理・総合相談センターと特別修学支援室を改組し、キャンパスライフ健康支援センターを設置 高等教育研究センターと創新教育センターを改組し、高等教育研究センターを設置 先端研究推進センターを設置 |
11月 | 徳島大学創立70周年記念式典を挙行 |
2020年(令和2年) 4月 | 大学院総合科学教育部と大学院先端技術科学教育部を改組し、大学院創成科学研究科を設置 国際センターを高等教育センターに統合 デザイン型AI教育研究センターを設置 |
7月 | バイオイノベーション研究所を設置 |
2022年(令和4年)4月 | 医科学教育部を医学研究科に改称 口腔科学教育部を口腔科学研究科に改称 薬科学教育部を薬学研究科に改称 栄養生命科学教育部を医科栄養学研究科に改称 保健科学教育部を保健科学研究科に改称 |
2023年(令和5年)7月 | 産業院を改組し、大学産業院を設置 |
基本構想 | シンボルストリートの整備 | 平成20年度卒業式・修了式 | 創立70周年記念式典 |