令和2年度入学生へのメッセージ

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入学生へのメッセージ

令和2年4月6日

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  薬 学 部 長   
  大学院薬科学教育部長
    佐野 茂樹

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。本年度は、薬学部(薬学科40名、創製薬学科41名)、大学院薬科学教育部(博士前期課程創薬科学専攻42名、博士後期課程創薬科学専攻9名、博士課程薬学専攻1名)合わせて133名のみさなさんが、晴れて入学を許可されました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、残念ながら「令和2年度徳島大学入学式」は中止となってしまいましたが、徳島大学薬学部の教職員を代表して、心からのお祝いと歓迎の意を表します。
 さて、徳島大学薬学部の起源は、長井長義先生のご提言により徳島高等工業学校応用化学科に製薬化学部が設置された1922年(大正11年)10月に遡ります。製薬化学部は、徳島高等工業学校製薬化学科、徳島工業専門学校製薬工業科、徳島大学工学部薬学科へと順次改組された後、1951年(昭和26年)4月に工学部より分離独立し、わが国唯一の工学系に端を発する国立大学薬学部として徳島大学薬学部が誕生しました。すなわち、薬学部の歩みは製薬化学部で講義が開始された1923年(大正12年)4月を起点とし、2023年(令和5年)には大きな節目となる創立100周年を迎えます。新入生のみなさんは歴史ある徳島大学薬学部の一員であることの自覚と誇りを大切にし、「薬の創製(創薬)をめざす」という学部創設の精神を忘れることなく、薬学部の新たな歴史を築いてください。
 みなさんの抱いている夢や希望を叶えるためには、何事にも感謝の気持ちを忘れることなく、確固たる目的意識をもって、日々の学生生活を有意義に過ごすことが重要です。夢や希望に向かって大きく飛躍されることを心より願っています。

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