次世代災害情報システムの開発と吉野川市における実装

概要

次世代災害情報システム(即時被害予測システム=Next Generation Disaster Information System)の実装を徳島県吉野川市にて実現するため、産学官が連携したコンソーシアム(事業共同体)を立ち上げました。このコンソーシアムでは、計測、計算に基づく即時被害予測を提供するシステムを開発中で、現在吉野川市の各地に地震計を設置しています。被害予測は、地震計による観測データを用いて都市地震シミュレーションを行い、個々の建物の応答計算に基づいて行います。被害予測結果は、地図上サイト・アプリで色分けされた形で閲覧可能になり、広域の被害状況をより迅速に正確に把握可能にすることを目的にしています。現在、2020年夏をめどに、プロトタイプの完成に向けて取り組んでいます。

次世代災害情報システム

問い合わせ先

中田成智
徳島大学 大学院社会産業理工学研究部
社会基盤デザイン系
Phone: 088-656-7343
Email: nnakata@tokushima-u.ac.jp
Web: http://nakata.ce.tokushima-u.ac.jp

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