地域防災力強化事業

事業名

地域防災力強化事業(徳島市)、2011年度~(継続中)

概要

この事業は、南海トラフ巨大地震を想定した地震・津波ハザードマップを補完し、地域防災力の強化に繋げる防災マップの作成を主な目的としています。事業は行政区(ほぼ小学校区)単位で実施され、地域のコミュニティ協議会や自主防災組織、徳島市、及び徳島大学が協働で行っています。約半年間かけて行われるワークショップとまち歩きによって集められた防災情報や避難方法の議論を元にして、住民一人一人が、津波から命を守る一次避難を具体的に考え、試してみたくなうようなマップ作りを行っています。地域住民の津波防災に対する想いや様々なアイデアが盛り込まれたオリジナリティ溢れる『地震・津波避難支援マップ』は、当該地域の全家庭や学校、事業所等に配布され、避難訓練や防災教育に活用されているほか、徳島市津波避難計画や、避難場所や避難経路の整備にも活用されています。2018年10月末までに15地区のマップが完成しています。(担当:田村隆雄)

地震・津波ハザードマップ作製の様子

地域防災力向上のための地震・津波ハザードマップ作り
地域の実情に合わせて作る地震・津波避難支援マップ
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