医学部(いがくぶ)教育(きょういく)支援(しえん)センター

平成(へいせい)25年度(ねんど)PBLチュートリアル講習(こうしゅう)(かい)

平成(へいせい)25年度(ねんど)PBLチュートリアル講習(こうしゅう)(かい)

  • 平成(へいせい)25(ねん)7月(しちがつ)16(にち)((みず))18:00-21:00 医学部(いがくぶ)(だい)3・(だい)4会議(かいぎ)(しつ)
  • タスクフォース:赤池(あかいけ)雅史(まさし)1,2,3、三笠(みかさ)洋明(ひろあき)1、岩田(いわた) ()3
    1医学部(いがくぶ)教育(きょういく)支援(しえん)センター、2医療(いりょう)教育(きょういく)(がく)分野(ぶんや)、3HBS医療(いりょう)教育(きょういく)開発(かいはつ)センター

臨床(りんしょう)(けい)分野(ぶんや)から13(めい)参加(さんか)があり、ミニレクチャーと2つのワークショップを行い(おこない)ました。参加(さんか)(しゃ)によるポストアンケートでは、5(てん)満点(まんてん)で、ミニレクチャーは4.23、WS1は3.92、WS2は4.15、全体(ぜんたい)としては4.38、タスクフォースの働き(はたらき)には4.38の評価(ひょうか)をいただきました。

■ミニレクチャー「PBLチュートリアル教育(きょういく)とは」

講師(こうし):赤池(あかいけ) 雅史(まさし)
要旨(ようし):「医学(いがく)はサイエンスに基づい(もとづい)たアートである」はW. Osler博士(はかせ)有名(ゆうめい)言葉(ことば)であるが、基礎(きそ)(てき)汎用(はんよう)(せい)能力(のうりょく)はアートに関連(かんれん)するものが多く(おおく)、IIMEが公表(こうひょう)している医学部(いがくぶ)卒業(そつぎょう)()のアウトカムにおいても、基礎(きそ)(てき)汎用(はんよう)(せい)能力(のうりょく)関係(かんけい)する項目(こうもく)非常(ひじょう)多い(おおい)従来(じゅうらい)(がた)(だい)講義(こうぎ)(しつ)での受動(じゅどう)(てき)授業(じゅぎょう)は、想起(そうき)解釈(かいしゃく)レベルの知識(ちしき)系統的(けいとうてき)教える(おしえる)には適し(てきし)ているが、問題(もんだい)解決(かいけつ)レベルの知識(ちしき)、アートに関連(かんれん)した基礎(きそ)(てき)汎用(はんよう)(せい)能力(のうりょく)臨床(りんしょう)推論(すいろん)能力(のうりょく)、プレゼンテーション能力(のうりょく)、reflective practitionerとしての学習(がくしゅう)態度(たいど)習得(しゅうとく)にとって効果(こうか)(てき)であるとは言え(いえ)ず、そこにPBLチュートリアル教育(きょういく)意義(いぎ)がある。現在(げんざい)のPBLチュートリアルシナリオは臨床(りんしょう)症例(しょうれい)であるが、4(ねん)()段階(だんかい)では診療(しんりょう)マニュアルの(まる)覚え(おぼえ)にならないように、ブレインストーミングを基本(きほん)として、振り返り(ふりかえり)(省察(せいさつ))を繰り返し(くりかえし)ながら、考える(かんがえる)習慣(しゅうかん)をつけさせる必要(ひつよう)(せい)があり、それにはファシリテーターとしてのチューターの役割(やくわり)自己(じこ)決定(けってい)(がた)学習(がくしゅう)促す(うながす)優れ(すぐれ)たシナリオの作成(さくせい)重要(じゅうよう)である。

■WS1「良い(よい)チューターとは」

コアタイムでの活発(かっぱつ)なディスカッション、問題(もんだい)解決(かいけつ)レベルの知識(ちしき)習得(しゅうとく)基礎(きそ)(てき)汎用(はんよう)(せい)能力(のうりょく)獲得(かくとく)自己(じこ)決定(けってい)(がた)学習(がくしゅう)基づく(もとづく)予習(よしゅう)復習(ふくしゅう)促進(そくしん)実現(じつげん)することができる「良い(よい)チューター」とはどういうものかをテーマとして、全体(ぜんたい)討論(とうろん)行っ(おこなっ)た。雰囲気(ふんいき)作り(づくり)傾聴(けいちょう)問いかけ(といかけ)重要(じゅうよう)であるという意見(いけん)多く(おおく)出さ(ださ)れた。

■WS2「効果(こうか)(てき)なシナリオ作成(さくせい)

学習(がくしゅう)内容(ないよう)(りょう)(しつ)が、4(ねん)()4~12月(じゅうにがつ)学習(がくしゅう)段階(だんかい)適し(てきし)ている、2)基礎(きそ)医学(いがく)臨床(りんしょう)医学(いがく)社会(しゃかい)疫学(えきがく)行動(こうどう)科学(かがく)学習(がくしゅう)項目(こうもく)をすべて含む(ふくむ)、3)臨床(りんしょう)文脈(ぶんみゃく)(なか)学生(がくせい)自身(じしん)考える(かんがえる)ことが可能(かのう)、4)学生(がくせい)のグループ討論(とうろん)活発(かっぱつ)になる、5)学生(がくせい)自己(じこ)決定(けってい)(がた)学習(がくしゅう)促進(そくしん)される、6)チューターによるファシリテートがやりやすい、の6つの条件(じょうけん)満たす(みたす)シナリオ(あん)作成(さくせい)参加(さんか)(しゃ)全員(ぜんいん)行っ(おこなっ)た。全体(ぜんたい)発表(はっぴょう)では、血尿(けつにょう)(しゅ)訴とする膀胱(ぼうこう)がん症例(しょうれい)動悸(どうき)(しゅ)訴とするバセドウ(びょう)症例(しょうれい)取り上げ(とりあげ)られ、学習(がくしゅう)のアウトカム、学習(がくしゅう)課題(かだい)、ストーリー(症例(しょうれい)場面(ばめん)展開(てんかい))、呈示(ていじ)データ、必要(ひつよう)物品(ぶっぴん)設備(せつび)(かく)項目(こうもく)について、意見(いけん)交換(こうかん)した。

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最終(さいしゅう)更新(こうしん)():2013(ねん)7月(しちがつ)22(にち)

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教育(きょういく)支援(しえん)センター
電話(でんわ):088-633-7222  E-mail:kyouikushien@tokushima-u.ac.jp

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