医学部教育支援センターカリキュラム診療参加型臨床実習後OSCE

診療参加型臨床実習後OSCE

徳島大学では、クリニカルクラークシップの評価の一環として、平成18年度より6年次を対象とした臨床実習後OSCEを行っています。
平成30年度までは、同一症例課題に対して医療面接(10分)、身体診察(模擬患者10分、イチロー・ラングあるいは追加情報シート5分)、診療録記載(30分)を行った後に、症例プレゼンテーション(8分間)を行い、それぞれの評価者からフィードバックを受ける形式で行いました。また、手技課題(心電図記録,縫合・結紮,手洗い等、採血のいずれか。5分)についても同時に試験を行いました。
本学の臨床実習後OSCEは、単に表面的な手技を評価するのではなく、臨床推論、診療録記載ならびに症例呈示が一体となった「考えるOSCE」である点が特徴であり、この取り組みは、第40回日本医学教育学会大会(平成20年7月25-26日、東京)のシンポジウム「Advanced OSCEの開発」において報告しました。
令和元年度からは共用試験評価実施機構が提供する臨床推論課題と徳島大学独自の診療録記載課題とし、令和3年度からは徳島大学独自課題に患者説明文書作成を加えています。

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最終更新日:2020年1月24日

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