• 平成(へいせい)21年(ねん)1月(いちがつ)21日(にち)(水曜(すいよう))17:30 ～ 21:30.MINCSカンファレンス室(しつ)
• タクスフォース:赤池(あかいけ)雅史(まさし)、三笠(みかさ)洋明(ひろあき)、福井(ふくい)義浩(よしひろ)(医学部(いがくぶ)教育(きょういく)支援(しえん)センター)

臨床(りんしょう)講義(こうぎ)を担当(たんとう)する臨床(りんしょう)系(けい)分野(ぶんや)から13名(めい)の参加(さんか)があり、梶(かじ) 龍(りゅう)兒教授(きょうじゅ)(臨床(りんしょう)神経(しんけい)科学(かがく)分野(ぶんや))のご講演(こうえん)と2つのワークショップを行い(おこない)ました。参加(さんか)者(しゃ)によるポストアンケートでは、全て(すべて)の内容(ないよう)に対して(にたいして)平均(へいきん)で4点(てん)以上(いじょう)(5点(てん)満点(まんてん))のご評価(ひょうか)をいただきました。

■イントロダクション「徳島(とくしま)大学(だいがく)の医学(いがく)教育(きょういく)の現状(げんじょう)」赤池(あかいけ)雅史(まさし)(医学部(いがくぶ)教育(きょういく)支援(しえん)センター)

平成(へいせい)20年度(ねんど)からの医学(いがく)科(か)新(しん)カリキュラムの概要(がいよう)や臨床(りんしょう)講義(こうぎ)授業(じゅぎょう)アンケート結果(けっか)などの説明(せつめい)が行わ(おこなわ)れた。参加(さんか)者(しゃ)からは、それぞれのプログラムがカリキュラム上(じょう)で一貫(いっかん)性(せい)を持つ(もつ)こと、その目的(もくてき)・役割(やくわり)を明確(めいかく)にし、それを周知(しゅうち)することの重要(じゅうよう)性(せい)が指摘(してき)された。

■ワークショップ1:「臨床(りんしょう)講義(こうぎ)の目標(もくひょう)・アウトカム」

KJ法(ほう)を用い(もちい)て討議(とうぎ)し、実体験(じつたいけん)型(がた)の講義(こうぎ)を行う(おこなう)との観点(かんてん)から、臨床(りんしょう)講義(こうぎ)の目標(もくひょう)・アウトカムとして下記(かき)項目(こうもく)が挙げ(あげ)られた。

• 臨床(りんしょう)医学(いがく)への興味(きょうみ)付け(づけ)・モチベーション
• 臨床(りんしょう)推論(すいろん)能力(のうりょく),診断(しんだん)・臨床(りんしょう)決断(けつだん)能力(のうりょく)
• カルテ記載(きさい)
• プレゼンテーション能力(のうりょく)
• コミュニケーション能力(のうりょく)(学生(がくせい)同士(どうし),担当(たんとう)医師(いし)との)
• 医学(いがく)英語(えいご)の活用(かつよう)

■レクチャー:「神経(しんけい)内科(ないか)における臨床(りんしょう)講義(こうぎ)の取り組み(とりくみ)」 臨床(りんしょう)神経(しんけい)科学(かがく)分野(ぶんや) 梶(かじ) 龍(りゅう)兒 教授(きょうじゅ)

■ワークショップ2「優れ(すぐれ)た臨床(りんしょう)講義(こうぎ)の具体(ぐたい)的(てき)方法(ほうほう)」

KJ法(ほう)を用い(もちい)て臨床(りんしょう)講義(こうぎ)のあり方(ありかた)について討議(とうぎ)し、下記(かき)の具体(ぐたい)的(てき)方法(ほうほう)が提案(ていあん)された。

• 比較的(ひかくてき)頻度(ひんど)の高い(たかい)疾患(しっかん)を対象(たいしょう)にする
• 事前(じぜん)に情報(じょうほう)を提供(ていきょう)し、準備(じゅんび)期間(きかん)を十分(じゅうぶん)にとり、学生(がくせい)に予習(よしゅう)をさせる
• 学生(がくせい)に事前(じぜん)に診察(しんさつ)させ、それをビデオ上映(じょうえい)する
• 学生(がくせい)と事前(じぜん)に打ち合わせ(うちあわせ)を行い(おこない)、質問(しつもん)を提示(ていじ)しておく
• 講義(こうぎ)中(ちゅう)および終了(しゅうりょう)後(ご)にフィードバックを行う(おこなう)
• 患者(かんじゃ)参加(さんか)型(がた)の講義(こうぎ)(患者(かんじゃ)さんに講義(こうぎ)に出(で)ていただく)
• PBLチュートリアルがサイエンスの学習(がくしゅう)に偏り(かたより)がちになることに対して(にたいして)、臨床(りんしょう)講義(こうぎ)ではアートの学習(がくしゅう)にも比重(ひじゅう)を置く(おく)
• 一方(いっぽう)的(てき)なレクチャーではなく、学生(がくせい)との双方向(そうほうこう)性(せい)講義(こうぎ)を行う(おこなう)
  例(れい):Team-based learningを取り入れる(とりいれる)(聴講(ちょうこう)学生(がくせい)を小(しょう)グループにわけて討論(とうろん)させる)
  例(れい):学生(がくせい)全員(ぜんいん)参加(さんか)型(がた)で行う(おこなう)(プレゼンテーションを行わ(おこなわ)せる。カンファレンス形式(けいしき)で聴講(ちょうこう)学生(がくせい)に質問(しつもん)する。)
• Audience response systemの積極(せっきょく)的(てき)利用(りよう)