トップ徳島の未来を創る事業産業振興支援地域協働技術センター

地域協働技術センター

徳島大学と徳島県が連携し、大学が有する知的財産および高度専門技術を地域企業等と協働活用

地域協働技術センター

ビジョン

徳島県立工業技術センターと徳島大学が連携し、保有する機器を共有化して機器利用や受託解析・工作の受入を推進するとともに、大学が有する高度専門技術を地域企業等と協働して活用することにより、基礎研究力の強化や若手技術人材の育成、産業技術の振興・発展並びに地域社会の課題解決に貢献します。

実現に向けたミッション

1.新規導入機器については共有の上、地域協働技術センターHPにより、広報活動を行います。
2.社会産業理工学研究部研究交流会や徳島ビジネスチャレンジメッセ等での広報活動を引き続き継続します。
3.徳島県立工業技術センターとのさらなる連携を図り、技術交流等を通じて積極的に情報交換を行います。

これまでの取組・成果

1.機器の運用
2018年度に導入した工作機器や分析機器については、2019年4月~6月に利用者に向けて講習会を実施し、以後運用を開始しました。学内既存機器の登録を含め、現在57機種(2021年2月末現在)の機器を運用し、学内共用のほか、地域の産業界へ開放と技術指導等を行っています。
地域協働技術センター登録機器一覧については、下記URLをご参照ください。
徳島大学 地域協働技術センター 設備・機器ページ

2.徳島県立工業技術センターとの連携
徳島県と徳島大学は、「包括連携協力協定書」を2019年1月22日に締結しました。この協定書に掲げる連携協力に関し、徳島県立工業技術センターと徳島大学地域協働技術センターは、「徳島地域協働技術センター」の運営に当たり令和元年8月1日付で覚書を締結しました。

3.主な広報活動
①社会産業理工学研究部研究交流会への出展(2019年9月、2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止)
②徳島ビジネスチャレンジメッセへの出展(2019年10月、2020年11月(オンライン))
③地域産業技術セミナーへの出展(2019年10月、2020年11月)
④第46回 技術士全国大会(四国・徳島)への出展(2019年10月)

4.主な学外受託
①地域協働技術センター所有の3Dプリンタを用いて製作した簡易フェイスシールドを徳島市民病院に納品しました。詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/20713.html

3Dプリンタ製作図.jpg

図1 フェイスシールドを3Dプリンタで製作している様子
②地域協働技術センター所有のCNC旋盤を利用して、乾燥した粉末を、金属シリンダー内で突き固める際に使用する部品(ロータリージョイント)を製作しました。

CNC旋盤.jpg ロータリージョイント_修正.png
図2 CNC旋盤                    図3 製作したロータリージョイント

 

2021年度の取組

2020年度末に導入された「透過型電子顕微鏡用元素分析システム」を本格稼働します。本システムを既存のFE-TEM(日本電子JEM-2100F)に導入したことにより、極微小領域の定性・定量分析が可能となりました。地域協働技術センターHP等により広報活動を行い、利用推進に努めます。

透過電子顕微鏡.jpg

図4 透過型電子顕微鏡(元素分析システム付)

   

主な担当者

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地域協働技術センター長
   ⻑⾕崎和洋
 

最終更新日:2021年5月10日

お問い合わせ

Mail
Tel
088-656-9325

国立大学法人徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 地域協働技術センター
住所:〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地

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