トップ徳島の未来を創る事業研究促進ポストLEDフォトニクス研究所

ポストLEDフォトニクス研究所

オープンイノベーションで実用化を見据えた次世代光源の開発及び応用研究

ポストLEDフォトニクス研究所

ビジョン

“未知の可能性を秘めた「新しい光」で未来を切り拓く”
私たちが目で見ることのできる可視光は、極めて広い波長範囲を有する「光」のほんの一部に過ぎません。一方で、可視光の短波長側と長波長側には、「深紫外」「赤外」「テラヘルツ」といった目に見えない光の波長領域が広がっています。これらの波長領域の光は、各々が可視光とは異なる特徴的な物質相互作用を示すため、可視光とは本質的に異なる応用が期待されています。見えない光にこそ、未知の可能性があるのです。

しかし、これらの波長領域では未だ実用光源が存在しないため、未開拓波長領域とされ、応用技術開発が進んでいません。もし、LEDをはじめとした実用光源がこれらの波長領域で実現できると、これらの光を用いた研究成果を応用・展開することで社会問題の解決が一気に加速すると期待されます。

徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(pLED)は、「新しい光(深紫外、赤外、テラヘルツ)の創出と応用」をキーワードに、次世代光源の開発と応用展開で、創造的超高齢社会と地域産業振興に貢献する最先端研究『ポストLEDフォトニクス研究』を推進し、次世代光を基盤とした新たな光科学を創成するとともに、革新的なイノベーションの創出を目指しています。また、光を新しい医療や生命医科学に取り入れる「医光融合」研究を推進することにより、病気の早期発見・早期治療につなげ、誰もが健康でいきいきと生きられる社会の実現への貢献を目指しています。
pLEDの取り組む「医光融合」研究について、詳細はこちら

実現に向けたミッション

○研究
あらゆる波長の光を駆使した「ナンバーワン×オンリーワン」の要素技術の創出・統合により、分野の垣根を越えた「ボーダレス・フォトニクス研究」を推進し、インフラ・食の安全、環境破壊の抑止、健康寿命の延伸等、世界の課題解決に資することを目指しています。
また、応用研究を推進する一方で、将来の社会や生活に全く新しい価値をもたらし得る光科学基礎研究を推進し、新たな研究課題の創出や次代のコア技術創出を目指します。
pLEDの取り組む研究内容について、詳細はこちら

○社会貢献
pLEDでは、社会的要請の高いテーマに取り組み、特に研究成果の事業化・製品化により光関連産業の活性化に貢献することを目標としています。国内外の企業や地方自治体、地域金融機関等と積極的に連携し、我々の研究成果を社会還元して一般の皆様の生活に役立てていただくとともに、リカレント教育や技術指導等を通じて地域企業の技術者の皆様を支援し、「次世代LEDバレイ構想」を核とした「”光”といえば“徳島”、”光”を仕事にするなら”徳島”へ」という徳島の地方創生に資することを目指します。

○人材育成
物理的な距離の垣根を越え、国内外の光科学者が緊密に連携し課題に取り組むための国際ネットワークの構築に努めるとともに、本学学部・大学院との緊密な連携を図り、pLEDを軸として既存分野の枠を越えた新たなアイデアの醸成とブレークスルーをもたらす優秀な若手人材の育成を目指します。

これまでの取組・成果

次世代の光として期待される「深紫外」「赤外」「テラヘルツ」の新しい実用的な光源開発及び応用研究を遂行するとともに、高校生対象の「サイエンスカフェ」の実施や小中学生対象の「科学体験フェスティバルin徳島」へのブース出展、リカレント教育活動等、人材育成活動も積極的に実施しています。

2021年度の取組

次世代ひかりトクシマの目指す創造的超高齢社会の実現やSDGsへの貢献を目指し、引き続き最先端光科学研究を遂行します。

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pLED ポストLEDフォトニクス研究部門

最高研究責任者・副研究責任者

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    最高研究責任者

    安井武史

  • 原口雅宣

    副研究責任者

    原口雅宣

  • 安友康二

    副研究責任者

    安友康二

  •  

     

特別招聘教授

  • 平山秀樹

    理化学研究所主任

    平山秀樹

  • 田中拓男

    理化学研究所主任研究員

    田中拓男

  • 美濃島薫

    電気通信大学教授

    美濃島薫

最終更新日:2020年6月8日

お問い合わせ

Mail
Tel
088-656-9701
Fax
088-656-9864

国立大学法人徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所
住所:〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地

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