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徳大生が製作したフェイスシールドを市民病院へ提供し、地域連携

 令和2年6月1日、徳島大学理工学部4年の前田隼輝(まえだとしき)さんが設計し、3Dプリンターを用いて製作した簡易フェイスシールドを徳島市民病院に提供しました。
 内藤佐和子徳島市長から「医療現場で緊急を要する際に受付等で使用するために」と本学に依頼があったのを機に、製作したものです。
 製作にあたり、徳島大学地域協働技術センター所有の3Dプリンターを使用しました。同センターは平成30年度地方大学・地域産業創生交付金事業により設置され、徳島大学の共用機器を一元管理し、地域の企業が所有していない高度な機器を学内外に貸し出すことで、地域産業振興や新事業創出の一役を担っています。
 前田さんは、他大学や病院が公開している設計図を基に改良を加え、今回は幅が狭い4サイズ、幅広の4サイズを納品し、今後の需要に鑑みてさらに生産・提供する計画です。「これはあくまで今後『もしも』の状態になった場合に使用するものであり、今回提供したものが使用されないことを願っています」と語ってくれました。
 これからも同センターは、活動を通じて、地域の課題解決に取り組んでまいります。

地域協働技術センターはこちら
https://kiki.st.tokushima-u.ac.jp/

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徳島市民病院の職員へフェイスシールドを手渡す前田さん(右から2番目) 

 

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本事業を契機に導入された3Dプリンター

 

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3Dプリンターで製作する様子

 

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フェイスシールドを装着した状態

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