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とくtalk特集 多様な学びで地域の可能性を創造する「地域デザインコース」

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2026年1月発行の「とくtalk」No.202では、2024年4月に総合科学部に新設された「地域デザインコース」を特集しています。
コースの特徴と魅力について、矢部 拓也(やべ たくや)先生(大学院社会産業理工学研究部 地域科学分野 教授)、小田切 康彦(こたぎり やすひこ)先生(大学院社会産業理工学研究部 社会総合科学域 法律・政治分野 准教授)にお話を伺いました。

地域の未来を「デザイン」する「地域デザインコース」の魅力

「地域デザインコース」は、「地域創生コース」と「公共政策コース」を統合して新たに生まれたコースです。法律学・政治学・経済学・経営学といった公共政策系の分野に加え、社会学、文化人類学、地理学、考古学、歴史学、情報科学、映像デザイン、メディアアートなど地域創生に関わる多彩な領域を横断的に学べる点が大きな特徴です。
社会学が専門の矢部先生は、このコースの魅力を「多様性」といいます。
「価値観が多様化する社会の中で、学生が自分に合った学びを選び取れるよう、多面的なカリキュラムを用意している」と語ります。 
一方、小田切先生は、「グローバルな視点から社会構造を捉えるマクロな学びと、特定地域の課題に踏み込むミクロな学びが有機的に結びついている」と説明。理論と実践を融合し、未来の地域社会を多角的にデザインできる人材の育成を目指しています。
またフィールドワークを重視している点も、地域デザインコースならではの特色です。矢部先生は、SNSデータ分析などのデータサイエンスを取り入れ、世界的な傾向を把握しながら、従来の質的調査(フィールドワーク)では見えにくかった地域の可能性を探る新たな調査手法を構想中で、データ分析と実践を組み合わせ、相互にフィードバックさせる新しい研究スタイルを育てたいとしています。
研究対象となる地域は徳島県内に限らず、日本全国、さらには世界各国にも広がります。就職先としては公務員志望の学生が多いものの、「既存の職業に就くだけでなく、人口縮小社会で地域を活性化できるクリエイティブな人材になってほしい。一つの学問分野に収まりきらない幅広い興味・関心を持つ学生に、このコースは最適!Wゼミも歓迎」というお二人。
地域づくりをアカデミアの確かな知見にもとづいて体系的に学べる新コースに大きな期待が寄せられています。

 

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矢部拓也教授(写真左)と小田切康彦准教授

Features ー地域デザインコース 3つの特徴ー


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Features | 1
地域・社会課題に対し
的確かつ創造的に解決方法を提案・実践する

最新のデータサイエンスやAIの知識を基盤に社会の現状を的確に理解し、社会の課題を紐解き多様な学びを統合して地域づくり・政策を推進します。

Features | 2
多様な学びを結集した実践知を身につけることで次の未来をつくる

情報分析・サービス開発の研究から、芸術・デザイン、考古学・歴史・文化人類学、社会学、公共政策まで幅広い分野の研究を展開。

Features | 3
世界の多様な地域を学びのフィールドにする

いろいろな場所に出掛けて学ぶのがこのコースの特徴!地域デザイン=Regional Designなので徳島のみならず多様な地域を対象に実地で実践を進めています! いろいろ学ぶ=たくさんの引き出しで色々と提案したり課題解決の実践ができる!



来年度からいよいよゼミがスタートし、地域デザインコースが本格的に動き出します。先生方も「どんな学びが生まれるのかは、学生と動き始めてみないと分からない部分が多い。フィールドワークを軸にした新しい地域デザインのアプローチを、学生とともに育てていきたい」と、2つのコースが融合したからこそ可能になった点に期待を込めて、お話しいただきました。


地域デザインコースについては詳しく知りたい方は、こちら!

総合科学部ホームページ 地域デザインコース
https://www.ias.tokushima-u.ac.jp/faculty/chiikidesign/