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【6/30開催】城南高校にて出前授業を開催しました

 令和4年6月30日(木)に理工学部電気電子システムコース(ポストLEDフォトニクス研究所併任)・直井美貴教授と髙島祐介助教が徳島県立城南高等学校を訪問し出前授業を行いました。今回は同校応用理数科1年生30名にご参加いただきました。
 当日は高校生に"サイエンス"や"光科学"といったものをより身近に感じてもらうことを目的に、髙島助教より「ナノ構造による新規光現象の開拓とそのデバイス応用」という題目で、紫外LEDとナノ構造を用いた最先端の研究について紹介・解説し、光科学の重要性や面白さについて学生と議論を行いました。
 また、身近に購入できるLEDとラジオで簡単な回路を作り、色の違うLEDの組み合わせによってスピーカーから音を出し、ラジオを聞くという光通信実験を行いました。実験を通して"試行錯誤"や"モノづくり"の楽しさを実際に体験していただきました。
授業終了後のアンケートでは、多くの生徒が授業に満足していると回答しており、「なぜ成功しなかったのかなどの理由を少しの時間だけでしたが考えられて楽しかった」「最先端の光の研究について知れてよかった」、「徳大で実際にLEDやナノ構造作製実験をしてみたい」「徳大に進学したい」などの感想も多数寄せられ、徳島大学の研究内容や光科学に対する興味・関心の高さが感じられました。
 次世代ひかりトクシマ事業では、今回の生徒のコメントを踏まえ、LED製造プロセス等の実験や、光通信などのより応用に近い実験を組み込んだ体験型授業を企画し、今後も県内高校生へ出前授業等を通じた、光科学の魅力を発信する取組を進めてまいります。

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