海外体験記

大学生活での大切な経験

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生物資源産業学部 生物資源産業学科 3年
益田 虹(ますだ なな)

「とくtalk」2026年春号掲載/執筆2026年2月)

留学のきっかけ

私は2025年8月末から約20日間、カナダのブリティッシュコロンビア大学へ留学しました。
留学前の私は一年生の冬に部活動を辞めて以来、授業とアルバイトの繰り返しの日々を送っており、「せっかくの大学生活なのに、時間がすごくもったいない」と感じていました。「大学生の間に何か挑戦できることはないだろうか」と考えていたとき、授業で短期留学の案内が配られました。以前から「いつかしてみたい」と思っていたこともあり、すぐに説明を聞きに行きました。留学すると決めるまでとても悩みましたが、知人に相談した際、「こうした貴重な経験は今しかできない。たとえお金を借りてでも挑戦すべきだ」と背中を押され、後悔したくない気持ちから留学することを決心しました。また、一人で挑戦してみたいという思いもあり、あえて友人を誘わずに応募しました。

実際に留学してみて

留学先では多くの発見がありました。渡航前にある程度英語の勉強はしていましたが、万が一の場合は翻訳アプリ等を使えば何とかなるだろうと思っていました。しかし、実際のホストファミリーとの会話で翻訳アプリに頼ることは難しく、相手の言葉は理解できても返答するための語彙力が足りず、最初は「話しかけることで迷惑をかけてしまうのではないか」と不安に感じていました。しかし、わからないことは素直に尋ねれば丁寧に教えてくれることに気づき、語学力そのものよりも、「たとえ間違っていても恥ずかしがらずに英語を話す勇気」が最も大切だと実感しました。
また、カナダと日本の文化の違いを肌で感じることもできました。ドラッグやホームレス、スリの危険性など、日本に住んでいるだけでは知り得ない現実を学ぶことができました。

 

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ブリティッシュコロンビア大学

留学先での思い出

授業では、現地のコミュニティセンターを訪問し、利用者にインタビューして、その内容を発表するという課題がありました。自ら英語で声をかけ、インタビューの許可を取り、話を聞くという体験は大変ではありましたが、貴重な経験でした。それまで学校の先生やホストファミリーとしか話す機会がなかったので、初対面の方と英語で対話でき、とても楽しく、大きな達成感を得られた時間でした。
 

 

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授業で訪問したコミュニティセンター
 

また、授業以外でも印象的な出来事がありました。滞在中、留学先で出会った友人たちとビクトリアという都市へ行こうという話になりました。ビクトリアは、私たちが滞在していたバンクーバーからフェリーとバスを乗り継いで約5時間かかる場所にあるため、ホストマザーに予約の仕方や行き方を教えてもらい、早朝から出発しました。しかし、フェリーの予約が完了していないことが分かり、その日はビクトリアへ向かうことができませんでした。楽しみにしていただけに落胆しましたが、そのことをホストマザーに伝えると、近くのアウトレットモールやおすすめのレストランを教えてくれました。私たちは予定を変更し、そこで買い物や食事を楽しみました。
計画通りにはいきませんでしたが、思いがけない時間を仲間と共有できたことはかえって心に残る経験となりました。ハプニングも留学の醍醐味なのだと実感した、忘れられない思い出です。

 

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後日リベンジして行ったビクトリア
 

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友人と行ったカーリング

最後に

私はこの留学に参加して本当に良かったと感じています。自分で新しい挑戦をすると決め、実行できたことは大きな自信となり、さまざまな価値観や考え方に触れたことで、自分の視野を広げることができました。大学生活の中で何かに挑戦したいけれど迷っている、という方がいれば、将来後悔しないためにも、ぜひ今のうちに一歩踏み出してみてください。

 

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