応用栄養学分野

瀬川博子教授

応用栄養学分野では、「ミネラル代謝」と「老化と栄養」を中心に研究を展開している。

主要研究テーマ

  1. カルシウム・リンの代謝調節機能研究では、リンセンサーの分子実体の解明と、腎不全・透析合併症における高リン血症治療法の確立を行っている。
  2. 老化予防の分子栄養学的研究においては、カロリー制限による寿命延長機構の解明および、寿命延長蛋白Sirt ファミリーの栄養素による調節と、寿命延長メカニズムの解明を行っている。

日本のように老年者が膨れあがり、生産年齢人口の減少することが予測される社会では、老化を遅延させProductive aging を可能にすることが特に重要である。

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生体栄養学分野

二川健教授

生体栄養学(旧栄養生理学)では、長年の蛋白質・アミノ酸栄養の研究の歴史を踏まえ、遺伝子から被験者の実験まで幅広い研究システムを備えており、ストレス応答の分子機構から長期宇宙空間での滞在に備えた宇宙食の開発など時代の先端を担う研究を行っています。

主要研究テーマ

  1. 廃用性筋萎縮の分子メカニズムとその治療法の開発
  2. 膜結合型プロテアーゼから見た骨格筋における重力感知機構の解明
  3. マクロファージの活性化を介したインスリン抵抗性発症メカニズムの解明
  4. 疲労耐性と長距離走行に適した持久筋形成のメカニズムの解明

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予防環境栄養学分野

高橋章教授

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食品栄養学分野

赤川貢教授

主要研究テーマ

  1. 食品機能成分の吸収代謝機構:食品抗酸化成分であるフラボノイドやカロテノイドの吸収代謝機構について解析するとともに、吸収代謝に影響を及ぼす食品成分の探索を進めている。ヒトボランティアによる食品摂食実験も積極的に行なっている。
  2. 食品成分による生体調節機能の解明:植物性食品に含まれるポリフェノールやカロテノイドの健康増進機能を探る研究を行なっている。
  3. 抗炎症作用や異常タンパク質分解促進作用を有する食品成分の探索と作用メカニズムの解析を行なっている。
  4. マススペクトロメトリーを用いた食品および生体成分の高感度分析法の確立を目指している。

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