徳島大学工業会の皆様方におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
また平素は工業会活動に対しましてご支援ご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
私は令和4年5月14日に開催されました工業会総会におきまして坂東前理事長の後を受け理事長を拝命いたしました林でございます。これから工業会本部役員、各支部役員そして各会員の皆様方のご支援とご協力を頂きながら、微力ではありますが工業会発展のために頑張って参りたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は昭和45年に工学部機械工学科を卒業と同時に地元徳島の食品機械メーカー四国化工機株式会社に入社し、長年各種食品機械の開発製造業務に携わって参りました。
その間、平成2年から工業会の学外理事、平成26年から工業会徳島支部長、そして平成30年から大坪理事長、令和2年から坂東理事長のもとで副理事長を務めさせて頂きました。
さて、本年3月に徳島大学の卒業式修了式が挙行され工学部・理工学部578名、生物資源産業学部92名、大学院修士(博士前期)課程337名、大学院博士後期課程18名の方々がめでたくご卒業ご修了されました。ご卒業ご修了されました皆様方が今後、正会員として工業会活動をご支援いただけることと期待いたしております。
また、4月には徳島大学入学式が挙行され理工学部623名、生物資源産業学部102名、博士前期課程360名、博士後期課程16名の新入生を迎えました。そして現在、徳島大学工業会は会員総数3万名の大きな組織と成っております。
工業会は「会員相互の親睦ならびに母校の隆昌を図り進んで産業の発展に寄与することを目的とする」と本会会則にあります。この目的を推進するため先輩諸氏が長年かけて築き上げてきた工業会の伝統と実績を守りながら、今後どの様に発展させて行くかという責任の重さを痛感いたしております。
本年は工業会の母体であります徳島大学工学部が創立100周年を迎えます。徳島大学工学部は大正11年(1922年)10月、政府の高等教育機関の拡張計画に基づき「徳島高等工業学校」として設置されたのがその前身であります。その後、昭和19年に「徳島工業専門学校」に改称され、昭和24年には「徳島大学工学部」が設置されました。また、平成28年4月には工学部が「理工学部」と「生物資源産業学部」に学部改組され、現在に至っております。現在「徳島大学工学部創立100周年記念事業委員会」を組織し、「100周年記念事業基金」を設立して関係各位からのご寄附を頂きながら、以下の事業を実施すべく計画を進めております。
「徳島大学工学部創立100周年記念事業」
最後に成りましたが会員の皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、就任のご挨拶とさせて頂きます。
- 教育・研究・学生活動の支援事業等
- 地域・社会貢献活動の充実
- キャンパス環境整備
- 工学部創立100周年記念誌の編纂
- 記念式典、記念講演会、祝賀会の開催
最後に成りましたが会員の皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、就任のご挨拶とさせて頂きます。
林 宏 二 郎 (機械45年卒)