大学および工学部の現況報告および学科の教育・研究を紹介し,さらに出席者会員相互の親睦を図ることを目的として工業会総会の翌日に工業会ホームカミングデイを昨年に引き続き,開催いたしました。今回は徳島大学創立60周年記念講演会「環境とエネルギーを考える市民フォーラム」をホームカミングデイに合わせて工学部講義棟6階創成学習スタジオにおいて開催していただいた関係で,前回よりも多くのご参加をいただきました。本年の特徴は,昨年度に行った各学科の研究室見学会や大学本部の日亜会館等の案内を今回は時間の関係で取りやめ,各学科から出席いただいた先生方に学科の取り組みや教育,JABEE活動,研究および産学連携活動について説明をしていただきました。以下にホームカミングデイの開催内容の概要を報告します。

  1. 日時:平成21年5月10日(日)10:00~12:50
  2. 集合場所:工業会館2階セミナー室
  3. 参加者:34名(支部長3名を含む)
ホームカミングデイ20090510-01

高麗寛紀副理事長の司会で始まり,最初に美馬敬正工業会副理事長からホームカミングデイ開会のご挨拶を頂きました。続いて,川上副学長からご挨拶と徳島大学創立60周年記念事業,特にこれまでに頂戴したご寄附金に対する御礼と記念事業の内容概要についてお話しを頂きました。次いで大西徳生工業会名誉会長から工学部,大学院の現状と取り組み状況についてお話しを頂き,特に徳島大学工業会と工学部との連携を強化するために昨年度から始めた工業会 T&E会(Top & Executive, Tokushima Engineering)のご説明を頂きました。次いで高麗寛紀教授からパワーポイントを用いて,懐かしい徳島高等工業学校の全景や蘇鉄の写った正門写真の紹介等を行いました。また,現状説明では工学部の学生数が大学全体の半数を占め,約50年間で工学部卒業生数/年が6.5倍に増加しており,大学院終了生数/年も約40年間で右肩上がりに順調に増加した発展の経過や工学部の新しい教育と研究の取り組みの説明をさせて頂きました。さらに,電子メールシステムの登録率や徳島大学工業会活動推進のための寄附金の案内をさせて頂きました。

引き続き建設工学科の野田稔准教授から順番に機械工学科の一宮昌司講師,化学応用工学科の本仲純子教授,電気電子工学科の小中信典教授,情報工学科の柘植覚講師,生物工学科の高麗寛紀教授,光応用工学科の後藤信夫教授およびエコシステム工学コースの橋本修一教授からパワーポイントを用い,非常に分かり易く学科の説明を頂きました。参加された皆様方から,工学部の輝かしい発展や各学科の内容が非常によく分かりましたとの好評を得ました。説明会が終わってから,工業会館前で参加者が写真撮影を行い,引き続き2階のメモリアルホールにおいて昼食を取りながらフリートーキング形式での意見交換会をしました。先輩方に講義の非常勤講師にご就任いただくお願いやら,参加者からの多くのご質問に加えて,今後の工業会の進め方など非常に貴重なご意見を賜り,大変有意義な時間をもてました。次回は,さらに多くの皆様方のご参加を頂けるよう計画をさせて頂きますので,ご参加をお待ちしていますと共に,ホームカミングデイの企画にご提案がありましたら,是非,メイル等でご一報いただけますようお願いします。

ホームカミングデイ20090510-02


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