このプログラムは、徳島大学の新規採用・昇任者を対象としたFD「授業実践の振り返り」ではありません。新規採用・昇任者を対象としたFD「授業実践の振り返り」はこちらをご覧ください。

 

1.趣旨・意義

 徳島大学では、主体的に学修や研究を遂行できる学生を育成し、学生の学修成果を向上させることを目的として、2019年9月18日の大学教育委員会において「自学自修を促すための授業ガイドライン」を定めています。本ガイドラインは、本学において、学生の授業外学修時間・自学自修の多い授業について調査し、工夫していると思われる点や共有項を整理したデータをもとに作成しています。学生の自学自修を促進することは、単位の実質化の観点からも重要な問題であり、大学教育における課題といえます。
 「授業のチェック及び振り返り」は、各担当教員が「自学自修を促すための授業ガイドライン」を参考にして、自身の授業実践を振り返り、成果や課題を明確にした上で、次年度以降の授業計画の作成に活かすことを目的としています。本取り組みは、201811月に大学教育委員会において策定された「教育の内部質保証に関する方針」の3-(2)-イ.に明記されている「授業評価及び授業改善」に該当し、徳島大学におけるFD活動に該当します。

2.内容

 学生の自学自修を促すために授業の中で取り組んでいることを、「自学自修を促すための授業ガイドライン」をもとに作成したチェックリストで授業の確認してみましょう。続いて、自身の授業実践を振り返り、次年度以降の改善計画ついて記述します。具体的には、「授業のチェック及び振り返り」シートをご確認ください。

3.効果・利点

  • 学生の主体的な学修を促すという観点から、自身の授業をチェックすることができ、履修学生の学修効果を高めることができます
  • 日常的な授業の実践を振り返る機会となり、うまくいっている点や課題を可視化することができます
  • 「授業のチェック及び振り返り」シートを全学FD委員会に提出することで、当該年度のFDに参加したとみされます

4.振り返りをFD委員会に報告してFDの参加実績にする

 自身の担当する授業において「授業のチェック及び振り返り」を行い全学FD委員会に報告することで、当該年度の全学FDプログラムに参加したことが認められます。業務が多忙で研修タイプのFDに参加する時間が確保できない先生にとっては、好きな時間に自分の研究室などで、自身の授業実践について考える機会となります。ぜひ取り組んでみてください!
 
報告する方法は、次の2通りの方法があります。なお、所属する学部のFD委員会にも報告を行います。

(1)web上の専用フォームに入力する

「授業のチェック及び振り返り」報告フォームに、「授業のチェック及び振り返り」シートの内容を入力し送信する。なお、本フォームでは、受付完了の自動メールは送信されません。入力後一週間程度の間に確認が取れ次第、入力内容をpdfファイルにまとめて記載されたメールアドレスに連絡致します。

(2)報告様式を添付してメールで送付する

wordファイル「授業のチェック及び振り返り」シートに記入し、下記の提出先へ報告様式を添付してメールで送付する。
提出先:学務部教育企画室(kykikakuk@tokushima-u.ac.jp   088-656-7679)

 最後に、FD委員会で承認を得た場合にもメールでお知らせいたします。