授業時間外学修の増加と自学自修を促すための授業ガイドライン(令和元年12月)

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 徳島大学では各学部等における教育理念や目標に応じて授業が展開されており,学生は授業を通して,幅広い知識や汎用的技能等を修得し,さらに,倫理観や諸問題に対応できる力等を身に付けつつあります。しかしながら,学内アンケートでは,自学自修にかける時間が短いとの結果があり,自主的に学修や研究を遂行できる学生を育てる必要性に加え,単位の実質化(授業外学修時間を含めた総学修時間数の確保)の点からも,学生の自学自修時間を伸ばす試みは大学の教育の質を高めるうえで重要な課題と言えます。
 これらの課題・問題に鑑み,大学教育委員会では自学自修を促すための授業ガイドラインを作成することとしました。自学自修は,本来,自主的な学修と捉えるべきですが,学生の主体的な学修を引き出す第一段階として,宿題・課題等を含む授業外学修時間の増加が重要であると考えられます。そこで,本委員会では授業時間外学修・自学自修の多い授業について調査し,工夫点や共通項を整理した本学の事例に加え,教育に関する研究事例も参考に授業時間外学修時間の増加を促す手立てを整理し,加えて自主的な自学自修を促すことに寄与すると考えられるヒントを付記し,本ガイドラインを作成しました。
 本ガイドラインを作成するための調査結果では,基礎科目と応用科目で大きな差異が見受けられませんでしたが,実施例では基礎科目と応用(探求的)科目に分けて記載しています。また,大学院科目に対しては,応用科目の例がより適していると想定されます。それぞれの授業科目の参考としてください。
 このガイドラインにより,学生の授業時間外学修が増加し,ひいては自学自修の促進につながることを期待します。

                                    令和元年12 月
                                徳島大学大学教育委員会

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