徳島大学人と地域共創センターお知らせ徳大ファーマーズマーケット2020 「みんなで創るサスティナブルマーケット」を開催しました。

お知らせ

徳大ファーマーズマーケット2020 「みんなで創るサスティナブルマーケット」を開催しました。

令和2年6月26日(金)、徳大ファーマーズマーケット2020キックオフ企画「みんなで創るサスティナブルマーケット」を開催しました。本イベントはZoomを用いたオンライン形式にて実施し、徳島県内外より18名の参加がありました。今回は、オランダのアムステルダム在住、サーキュラーエコノミー研究家である安居昭博氏をゲストスピーカーとして迎えました。
まず、安居氏より、「withコロナで考える、生産と消費の未来」と題して、ご講演いただきました。アムステルダムでのコロナ禍におけるファーマーズマーケットの現況報告を皮切りに、廃棄物抑制と資源の再利用を目指す循環経済型社会を目指す仕組みであるサーキュラーエコノミーの概念、および、EUにおけるこれまでのサーキュラーエコノミー政策の推移、そして、アムステルダムでの先進事例の紹介がありました。加えて、オランダではコロナウイルスに備える政策としてサーキュラー農業への移行を始めとしたマニフェストに170名の有識者が署名をした、とのお話もありました。講演は「今後は農作物を含めた地域での資源循環が鍵になる」という安居氏からのキーメッセージで締めくくられました。
講演の後、参加者間で講演の感想を共有し、質疑応答を行いました。質疑応答では、サーキュラーエコノミーの一例である公共コンポストの日本での取り組みの現況はどのようになっているのか、現代の世代にとって、サーキュラーエコノミーを実践していく具体的なメリットは何か、など、参加者からは多数の質問がよせられ、盛況の内にイベントは終了しました。
参加者からは質問・感想に加えて、今後の徳大ファーマーズマーケットの活動に関連し得るアイデアも出され、キックオフと呼ぶにふさわしいイベントとなりました。

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安居氏による講演

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オンライン参加者の様子

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アムステルダムでのサーキュラーエコノミーの事例紹介

アムステルダムでの公共コンポストの設置状況の紹介.jpg
アムステルダムでの公共コンポストの設置状況の紹介

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安居氏からのキーメッセージ

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