蔵本祭開催報告

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蔵本祭開催報告

蔵本祭 〜時には起こせよmovement 〜 第39回蔵本祭実行委員長 医学科4年次 有本 啓孝

 第39回蔵本祭実行委員長を務めさせていただきました、徳島大学医学部医学科4年有本啓孝と申します。
 感染症の社会的影響も弱まって、4 年ぶりの一般公開となり飲食の露店解禁や芸能イベントの復活、学部展の復活が実現出来ました。アフターコロナという、時代の大きな転換点に存在しているなと考えております。
 本年度は例年と異なる運営方式、また異なる模擬店・ステージの位置をとりました。模擬店の位置については、大学祭後アンケートで模擬店に関する記載が最も多かったほど、かなりの好評を得ることができました。ステージ位置については、ステージの向きが動線に対面していなかったため、音が聞こえづらかったというご意見もあり、更なる検討が必要だという風に感じました。
 蔵本祭当日は一般の方々も多く来場してくださり、「ずっと楽しみにしていた」という声もかけてくださった方もいました。恥ずかしながら、私は当日のその言葉を受けて初めて、蔵本祭は学生のためだけではなく地域の方を含めた全ての方のためにあるべきだと真に受け止めました。
 来場者数も3000人を超え、大盛況に終えた蔵本祭。徳島大学のためにこのような形で貢献できたことを誇りに感じております。
一緒に盛り上げて下さった200名を超える実行委員、学務の皆様、先生方に深く感謝申し上げます。
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栄養学展を終えて 第39回栄養学展委員長 医科栄養学科4年次 谷口 陸斗

 栄養学展は、医科栄養学科の学生が、毎年一つのテーマを考える、テーマにあった展示をしたり料理を無料で提供したりする蔵本祭恒例のイベントです。
 令和5年度の蔵本祭では「薬膳 稲荷寿司弁当」をテーマに、稲荷寿司、唐辛子と紫蘇を加えた棒棒鶏、クコの実を付け合わせたブロッコリーとハムのハーブサラダ、徳島県産のサツマイモを使用した甘煮をメニューとして、2日にわたり1日100食お弁当を提供しました。多種多様な効能を持つ材料を使い、普段の疲れや徐々に冷えてきた体を癒すことができるように試行錯誤しました。「非常にいろどりがきれいだった」、「初めての食材があり勉強になったうえに楽しめた」、「さすが栄養学科ですね!」という声をたくさんいただき、私達栄養学展委員も非常に達成感を得ることができました。
 両日、チケットの配布開始9時から10分~15分ですべて配り終わり、多くの方に足を運んでいただきました。
 最後に、朝早くから栄養学展にご来場いただいた皆様、栄養学展委員と実行委員の方々、ご協力いただいた先生方に心より御礼申し上げます。
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病理解剖展を終えて 第39回ステージ委員長 医学科4年次 黒田 翔

 元々、疾患病理学教室へ配属された後、病理学の勉強がてら始めたこの展示ですが、企画・構想・準備等少人数で行わなくてはならず、とても大変な半年間を過ごした事は記憶に新しく、強く印象に残っています。
 今回の展示では、制度が変わり実際の臓器等の展示が困難になったことから、「病理標本や人体模型を用いた、初学者でも分かる、感覚・直感に基づいた展示」というテーマで行いました。
 実際に諸先生方から人体模型や病理標本、顕微鏡をお借りして展示解説を行ったり、ポスターやスライドショーを用いたりして基礎説明などを行いました。扱った疾患・臓器は多岐にわたりますが、説明難易度や発生頻度などを加味して大腸腫瘍・糖尿病・脳梗塞などを重点的に行いました。
 来場者は約400名の方々に来ていただき、アンケートにも「勉強になった」等の感想が多く、大変好評でした。
 最後になりましたが、ご指導・ご協力いただいた諸先生方、手伝っていただいた解剖病理委員と実行委員の方々並びに来てくださった方々に心より御礼申し上げます。
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