季節の変わり目、マンガの処分を行なっている。野球漫画の代表作(であった)”Major”は全巻揃えているので高く売れそうだと思ったが、現実は思ったほどではなかった。

読売新聞が運営しているwebサイトにヨミドクターがあり、主として医学・健康に関する情報を発信しており定期的に拝見している。ある記事では、不登校の中学生が漫画に出てくる主人公の言葉をきっかけにし不登校を克服した内容がつずれらていた(手洗い1日20回 不潔恐怖にとらわれる中2男性 不登校から救ったのは「鬼滅の刃」だった)(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20211027-OYTET50000/)。以下引用(これはゲームでは得られない体験です。ゲームの達成感は刺激的であり、だから子供たちはゲームに魅了されるわけです。しかし、それによって、子供たちの考え方が変わったり、生き方に変化が生じたりはしないように思えます。一方、マンガの登場人物のセリフは、子供たちの考えや行動に変化を与える可能性を秘めています。中略、もしかすると、周りの大人の言葉よりも、子供たちのこころに響いているかもしれません)。

”Major”に登場する主人公の野球少年のピンチを救ったのは、ライトの少女が大飛球をキャッチしたファインプレーであった。その時、少女が主人公の少年にかけた言葉は「あたし、次の回、逆転するつもりなんで」(形勢は非常に不利だが、まだ私は諦めてはいない)であった。このことがきっかけでその後立ち直り試合に勝利する。熱意・努力があれば困難な状況を打開できることが(マンガとして)描かれている。攻略本を駆使し最後の敵を駆逐したドラゴンクエストは大きな達成感を(その時は)感じたが、自身の正義や徳には影響はなかった。

朝、メールをチェックしてみると卒業生のWさんからメールが来ていた。M村で行政栄養士として乳幼児健診や高齢者向け講座での集団指導、離乳食教室、特定保健指導、個別相談等を行なっていることが綴られていた。また、メールでは神奈川県立保健福祉大学の中村丁次学長の話を聞いたこと、中村先生が実践栄養学教室出身であることも書いてあった。軽井沢のアウトレットに行くついでに私の故郷である小諸市に立ち寄ったことに触れられ、「小諸は坂が多いですね」との感想も添えられていた。通学していた小学校は家から300 mほど離れた地にあり、学校名は「坂の上小学校」であった。

<令和4年4月12日:酒井>

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