高橋医科栄養学科長の任期は平成31年3月末まで。4月からの学科長を選考する投票が12月18日の午前中行われた。

(前学科長の)N教授は、『長く学科長をすると病むよ』、現学科長に関しては、「学科長をすると教室の仕事が全くできなくなる」と言っていた。以前学科長を務められたM教授が時間に追われながら忙しく動き回っていた姿が目に浮かぶ。得体の知れない学科長という“職”の亡霊に今から戦々恐々の状態でいる。まさか自分が学科長になると思っていなかったので、「運営交付金が減らされ、大学は今、底の状態になっている。これからは外部との折衝がますます重要になるので、学科長は順番ではなく真にふさわしい人にしないといけない」と持論を展開していたが、結果は自分になってしまった。本当に職務を全うできるだろうか。大学院教育研究科委員長も2年歴任したが、N教授やT教授の時のように大変な出来事もなかったので、今回も意外と大過なく任務を遂行できるかもしれないと(密かに)期待を寄せる。

来年1月からは新卒論生が配属される予定になっている。どのような研究テーマにするかを決めるための資料にするため、簡単なアンケートを今年はあらかじめ書いてもらった。「実践栄養学が第1希望でしたか」という問いで、6人中(未提出者1名)、全員“いいえ”だった。以前は希望する学生が多かったが、年々、人気が落ち、ついにこのような結果になってしまったか。

暗い話が多いが、首藤講師が“三木康楽賞”、中本真理子助教が、“岡奨学賞”を受賞した。明るい話で今年を閉じたい。

<平成30年12月24日:酒井>

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