6月30日、稲井玲子先生を会頭として、第5回栄養改善学会四国支部会大会が、高知県立大学において開催された。四国支部なので、香川県、愛媛県、高知県、徳島県で大会を交代に担当するのが本来の姿であるが、四国内の管理栄養士養成校の数や会員数などの違いで、なかなか上手く回せず、第4回大会まではすべて徳島県内で開催を行った。そろそろ徳島県外でと思案し、高知県立大学の竹井先生にご相談をしてみた。今年の1月に高知に出向き、具体的な説明というより打ち合わせを行ったところ、「たぶん大丈夫でしょう」との返事を頂いた。大会は盛会で演題数も通常の1.5倍くらいはある。また、市民公開講座は「栄養科学の視点から健康寿命を考える」と言うタイトルで、金沢学院大学の木戸康博先生にご講演頂き、特別講演は「生薬学の立場から機能性食品を考える」というタイトルで、高知県立牧野植物園の水上元先生にご講演を頂いた。当日午前中に東京で所用があったので、高知に着いたのは夕方になってしまった。高知駅から県立大学に向かう途中道に迷い、(梅雨の中、大汗をかきながら)辺りをぐるぐるしていたので到着が予定より大幅に遅くなってしまった。大学なので付近の大きなそれらしい建物を見つければいいと高をくくっていたが、県立大学付近には立派な建物の高校があり見誤ってしまった。やっと着いて、意見交換会に参加したところ、「市民公開講座や特別講演はよかった」と言う声を聞くことができて、やはり高知で開催して正解だったと思えてきた。

ある日、午前中の実習に遅刻し11時前くらいに来た学生がいた。11時頃より食事の喫食が始まるので、結果、食事を食べに来ただけのことになる。担当の教員は、遅れた理由を本人に確かめると言っていた。自らを振り返れば、支部会に参加と言いながら、「意見交換会だけに参加しただけではないか」と言われそうだ。

あることを調べるため検索をしていて、たまたま、朝日DIGITALの「「腹筋運動」は腰痛の原因 バスケ協会「推奨できない」」というタイトルの記事を見つけた。「「腹筋を鍛える運動としてよく知られる「上体起こし」。一般的に「腹筋運動」と呼ばれるこの動作を何度も繰り返すことが、腰痛の原因になるとして、やめさせる動きが、バスケットボール界などで広がってきている。」と書いてある。昼のランニングの前に、腕立て伏せと腹筋運動をセットで行っている。1年前くらいからたまにぎっくり腰の手前の状態になることがあり(ぎっくり腰を経験したもののみが分かる)、その原因として背筋力が減弱するためと(どこからか)聞いたので、加えて背筋のトレーニングも加えてみた。腹筋運動が腰痛の原因なら根本から変えなくてはいけない。記事の日にちは2017年12月14日。もう少し早く探すことができれば、もっと良い方法があったのかもしれない。

<平成30年7月9日:酒井>

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