健康ポイント制度がある。これは自治体が行っているもので、健康診査・がん検診の受診、保健センター事業に参加、各自健康に関係する目標(1日の歩行数、休肝日、腹八分目の食事等)を実行することに応じてポイントが貯まり、ポイントに応じて商品券などに交換できるものである。ある試算によると、この事業に要する予算より医療費の抑制額の方が大きいとのことであった。健康のために特別なことをするのではなく、日頃の生活習慣を見直すことが重要なことだ。しかし、これが一番難しいのかもしれない。

阿南健康マラソン大会が3月に開催された。昨年の徳島マラソンでは完走はしたものの、大会後可成りの期間故障のため走ることが出来なかった。この大会は10 kmなので気軽に参加できる。参加費は無料、用意されたスポーツドリンクも無料、途中には給水所もあった。阿南市は、この大会を通じて市民が少しでも運動を習慣化すること目的としているのかもしれない(参加者は阿南市民以外でも参加はできるが)。走った後は大学に戻り、栄養学科の野球紅白戦に参加させてもらった。3月5日の午後から野球大会をするが参加できるかと、学生さんから問い合わせがあったので、「マラソン大会は午前中には終わるから大丈夫だ。」と返事をすると、「ウォーミングアップは大丈夫ですね。」と返された。

桜の名所である西部公園に上がる途中に、毎年かなり早く開花する桜がある。日光が当たりやすい場所なのか、そもそも桜の種類が違うのか、毎年不思議に思っていた。日曜日に図書館に行って新聞をみてみると(そんな時間があるのか)、德島新聞の阿波っ子タイムズ(日曜日に紙面とは別に付いてくる)に目がとまった。“蜂須賀桜”のことが記載されており、ソメイヨシノより可成り早く開花し、2月下旬くらいから咲き始めるとある。数年来にわたる謎が解けた。

<平成29年3月14日:酒井>

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