令和4年７月1４日（木）に、福井清副学長が、徳島県立城南高等学校にて出張講義を実施しました。
　当日は、同校応用数理科の２年生27人に加えて、英語指導助手を含む関係科目ご担当教諭7人にもご参加いただき、　昨年１２月に海外特別講演会として開催したスタンフォード大学Thomas Byers教授の『Technology Ventures』の録画（字幕版）を教材に、アントレプレナーシップの基礎を紹介しました。
　同校は、スーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、国際的に活躍できる理数系人材の育成を目指し、これまでもスタンフォード大学と協力の上、交流研修会や授業を実施するなど、理数・英語教育に力を入れて取り組んでいます。
　講義終了後のアンケートでは、講演の中でByers教授が強調された、深い専門性だけでなく広い教養を持つ「T型人材」についての感想が多数寄せられ、「起業」という視点だけではなく、大学生・社会人として今後学ぶべきこと、取り組むべきことに対する興味・関心を広げていただきました。
　地域振興を目指す次世代ひかりトクシマ事業として、今後もこのような県内高校生への出張講義を実施し、地域の新産業を牽引する人材育成の強化や徳島大学の魅力を発信する取組をさらに進めてまいります。