当(とう)分野(ぶんや)は，がん看護(かんご)学(がく)領域(りょういき)，周(しゅう)術(じゅつ)期(き)看護(かんご)領域(りょういき)，リハビリテーション看護(かんご)領域(りょういき)に関する(にかんする)研究(けんきゅう)を行っ(おこなっ)ています． がん看護(かんご)学(がく)分野(ぶんや)とともに，高度(こうど)実践(じっせん)看護(かんご)師(し)（がん看護(かんご)専門(せんもん)看護(かんご)師(し)）の養成(ようせい)も行っ(おこなっ)ています．

   現在(げんざい)がんは慢性(まんせい)疾患(しっかん)となり，がん患者(かんじゃ)さんは長い(ながい)治療(ちりょう)・療養(りょうよう)過程(かてい)を歩ん(あゆん)でいます．がんとともに生きる(いきる)がん患者(かんじゃ)さんを支援(しえん)するうえで当(とう)分野(ぶんや)では，がんリハビリテーション看護(かんご)の視点(してん)から，がん患者(かんじゃ)さんが“その人(ひと)にとっての普通(ふつう)の生活(せいかつ)へ戻る(もどる)”　ことを支援(しえん)する看護(かんご)ケア方法(ほうほう)の開発(かいはつ)に取り組ん(とりくん)でいます．また，患者(かんじゃ)さんの心身(しんしん)の回復(かいふく)を遅延(ちえん)させる要因(よういん)となる不快(ふかい)症状(しょうじょう)を予防(よぼう)するための看護(かんご)ケア方法(ほうほう)を開発(かいはつ)し，臨床(りんしょう)と研究(けんきゅう)結果(けっか)を共有(きょうゆう)し，従来(じゅうらい)の方法(ほうほう)に替わる(かわる)ケア方法(ほうほう)（術中(じゅっちゅう)体位(たいい)固定(こてい)方法(ほうほう)）として，臨床(りんしょう)で活用(かつよう)して頂い(いただい)ています．患者(かんじゃ)さんが，疾患(しっかん)や予後(よご)だけにとらわれず，その人(ひと)らしい日常(にちじょう)性(せい)復帰(ふっき)に貢献(こうけん)できる研究(けんきゅう)や治療(ちりょう)過程(かてい)にある患者(かんじゃ)さんたちの早期(そうき)社会(しゃかい)復帰(ふっき)へとつながる看護(かんご)ケア開発(かいはつ)を続け(つづけ)ていきたいと考え(かんがえ)ています．

　周(しゅう)手術(しゅじゅつ)看護(かんご)やがん看護(かんご)，リハビリテーション看護(かんご)に関心(かんしん)のある方(ほう)は，ぜひ一緒(いっしょ)に研究(けんきゅう)を頑張っ(がんばっ)てみませんか？