保健学科では,幅広い教養と豊かな人間力を基盤として,保健学の高度な専門性と実践的な臨床能力を兼ね備えた人材を養成することをめざし,以下のようなカリキュラムを編成している。
1.「教養教育」を通じて,人間・文化・社会・自然に係る幅広い教養と豊かな人間性,高い倫理観を修得させるとともに,持続可能な社会づくりの担い手たる資質としての進取の気風を身につけさせる。
2.「教養教育科目」及び「学科共通科目」の講義と様々な体験を通し,社会性及び人間関係の形成を理解させ,医療人として必要な人間力とコミュニケー ション能力,国際的な広い視野を修得させる。
3.「学科共通科目」及び「専門科目」を通じて,専門知識と技術を系統的,段階的に修得させる。知 識・理解を深めるための基礎科目,汎用的技能や態度・志向性を高めるための演習・実習,統合的な学習経験と創造的思考力を育むための実習を通し,保健学の複合的な視点から高度な専門分野を理解させ る。
4.客観的臨床能力評価に基づいて基本的臨床技能を修得させ,「臨地・臨床実習」を通じて,実践的な臨床能力及び多様な問題解決能力を身につけさせる。
5.「学科共通科目」及び「専門科目」の主体的な選択に基づく学習を通じて専門性を深化させ,「卒業 研究」により自主的・創造的な学究の姿勢と専門分野における主体性・指導性を修得させる。