この度、当教室は「徳島発 リンパ腫診断プロジェクト」を開始いたしました。これは、当教室と徳島赤十字病院病理診断科が協力し、正確、かつ迅速な診断体制確立を目指すものです。2025.11.25-2026.2.11の間、クラウドファンディングを行い、108名の皆様からのご支援を賜りました。
治療の第一歩は正しい診断から~徳島発リンパ腫診断プロジェクト~
2026年度は、診療科、検査、病理の皆様に、順次ご説明に参ります。お忙しいところ恐縮ですが、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。
●リンパ腫とは?
血液のがんの1種で、悪性腫瘍全体の10位とかなり多い病気です。
●どこにできるの?
全身どの部位にも出来ると言えます。ほとんどすべての診療科がかかわる病気です。
●何歳ぐらいの人にできるの?
ほかのがんと同様、年を取るほどできやすい傾向がありますが、0-14歳の死因の3位以内に入っていることからも、全ての年齢層に出来ると言えます。
●どんな検査をするの?
がんの確定診断は病理検査が基本ですが、リンパ腫にはたくさんの種類があり、また、免疫という複雑な機能を担う細胞であるために、腫瘍かどうか、どの種類か、を知るために、病理検査以外にもたくさんの検査が必要です。
患者さんが多いB細胞性リンパ腫では、遺伝子を調べるFISH(フィッシュ)検査が重要ですが、病理検査が終わってから検査を提出しにくいという問題点がありました。
私たちは、病理検査がおわって各病院に残されている材料で速やかにFISH検査を行い、徳島県および近隣の患者さんが早く正確な診断を受けられる、検査体制づくりを目指しています。


